巨峰を食べる時少し悩む凍らすかどうか そして彼女を思い出す 強くて優しくて 綺麗で悲しい子 昔の事なんか思い出したくもないけど 彼女と過ごした時間だけを記憶に取り戻したい 蘇るのは雑音ばかり 子供の頃から同じ場所を夢に見る 僕はその場所が 嫌い もう行きたくないのに気付くと僕は其処に一人で立っている それは何箇所かあって 一つは病院の廊下 もう一つは暗い山の中 子供の頃はその場所に一人で居るのが怖くて泣いた 大人になったら頭の奥底に葬った記憶への道のように思えて動けない つまらない夢は見たくない