夜の喧騒は幻想を忘れさせる


夜の静寂に往昔を回視する



手遅れの嘘に僕という人間が埋もれている


僕の足元の泥沼にある本質が


シグナルに照らされ浮かび上がり


地上の信実と重なる



月の真下に立って


瞬く星の光に全てが曝け出されても


失った正体は戻らない