大嫌いだったアイツから逃げた坂道で

幼馴染みのあいつと約束した未来


思い出す過去


過去の私


私の日常


日常にちじょうニチジョウ──────


避けられ、罵倒され首を絞められる

私の話を聞く人間は居ない



愛されていると信じていた

本当にずっと

ずっと


疑いもせずに


愛されて当然なんだと思っていた


疑う事を知らなかった



突然思い出す記憶は故郷の波の様に何度も何度も私の心に押し寄せる


濁った塵だらけの思い出


海は


海は消えない─────────




私は迷いながら歩き出す


目の前に広がる大きなものに足を踏み入れて


汚れた水に飲み込まれ



消えない海に消える



私は今



きっと悲しいんだと思う