涼風の中、飛蝗が横切る畦道を四本足と通り、くすんだ橋の欄干に靠れて汚れた流れに浮かぶ群れを眺めてみた


平等という言葉は当てにならない


澱んだ川で生を受けてもコンプレックスに沈んだら負けなんだ


翼が融けるまでもがくのは本当に恥なんだろうか