詰まらない毎日の繰り返し
この生活から逃れたい
世間者に背を向け自適の道へと歩むんだ
自然を感じ情緒的に―
世捨て人というと
浦島太郎が思い浮かんでしまう
籠宮城の款待
苦労も辛さも悲しみも無い時間
それでも帰った理由が何当無く解る気がする
人生は苦痛であり恐怖である
だから人間は不幸なのだ
だが人間は人生を愛している
それは苦痛と恐怖を愛するから
―ドストエフスキ-―
御伽噺の内容は忘却の彼方へ
300年―
自分が彼の状況だったら何を考えるんだろう
帰ってきた喜び
それとも誰も知らない孤独?
それともまた
深海に戻りたいと願うのか
若しくは悵然として溜息すら出ず
ただ成す術も無く立ち尽くし
やがて石になる
世を捨てる-
とてもじゃないけど
出来そうに無い