仕事帰りに交差点で信号を待っていたら、横断歩道を高校生のカップルが手を繋いで渡っていた。何かすごく良いことがあったのか、それとも一緒にいられること自体が嬉しいのか、手を引く男の子に女の子はスッキプしながらついて行く。


高校時代に女子と話した時間が合計で30分に満たない僕には全く想像がつかないけど、夕焼けの交差点を歩く二人の光景はどこかとても懐かしく、甘酸っぱいような不思議な感覚に包まれた。二人を見送るとその後ろから、今度は一人の男子高校生がさっきとは対照的に、重くも無い足をわざとたどたどしくゆっくり歩き、そのカップルに近づかないよう一定の距離を保とうとしているようだった。


そっか、僕はあそこから見ていたんだな。

なぜ懐かしく感じたのかが分かり、無意識に「がんばれ」と呟いていた。


少年から大人に変わる。

どんな形であれ思春期は誰にでもあって、楽しい思い出や辛い思い出がたくさんあると思う。そしてそれは誰にとっても大切なことで、変に悔いる必要もないし、また、人に誇る必要もないのだ。



さて、酒を飲んで自分の言葉によっている気持ち悪い、昔ミュージシャンを目指していた(ということにしている)オッサンの独り言、みたいなぶっちぎりスタートをかました今日の日記ですが、皆さんにとっての思春期はどういったものですか?


このあいだ友達と二人で始めて飲みに行ったカラオケスナックのママ@52歳が、

「あたし今、思春期かも」

と、鳥肌が立つようなステキな言葉を聞かせてくれたので、

「なんでですか?」と聞いたら

「あがったと思っていたら、4ヶ月のブランクをへて生理が帰ってきたのよ」

と嬉しそうに答えてくれました。



えーと、僕は恋愛経験が少ないから分からないのですが、

女の人はそれを「思春期」と呼ぶのですか?



なんと返したら良いのか分からなかったので、ただ笑っていたら、ママさん僕に素敵な替え歌を歌ってくださいました。



それでは皆さんもお聞きください。

曲は徳永英明の「壊れかけのREDIO」です。


何も聞こえない

何も聞かせてくれない

僕の身体が昔より

大人になったからなのか


~中略~


老年期に

おばさんから 乙女に変わる

道を探していた 穢れもないままに


華やいだ 祭りのあと

静まる街を背に

本当の幸せ教えてよ


あがり


かけの


レディー









・・・


ありがとうございました。







「へー良かったですね」


「それが良くもないのよ。あがったと思ってナプキンとか全部娘にあげちゃったから、すぐ電話したわよ。お母さん生理帰ってきたから、すぐ持ってきて!って」


とよせばいいのに僕も相槌うっちゃったもんだから、それから後はずーっとそんな話。