省令準耐火構造では、防火被覆を貫通して設置するコンセントボックスの防火処置も定義づけされています。
部屋で火が出たら開口面積の大きいコンセントボックスから壁内を伝って炎が上がってしまいますからね。
最初から分かっている業者であれば、防火コンセントボックスを使う方法もあります。
もちろん、アイダ設計ではそんなもの施工されておりません。
ちょうど電気屋さんが入っているときにお会いすることができたので聞いてみました。
私「我が家、省令準耐火構造なのですがその旨の指示来てます?」
電気屋さん「聞いてないなぁ~」
私「ですよね、現場監督に確認しておいてください」
で事は済み、その後しっかりと防火プレートの処置をしていただきました。
これも、言わなかったら施工されていなかったんですけどね!!!!!
なにせ監督の口癖が「第三者機関(UDI)の承認得てますから」なので。(スイッチ類は省令準耐火構造検査の後に施工する)
これが、知識無いと指摘することも是正要求することもできないので「なんちゃって省令準耐火構造」になると言った所以です。
以前にも述べたように建築基準法の範疇では無いので違反をしても特に罰則はありません。
そして、アイダ設計では恐らく電設資材は下請け業者持ちです。
ってことは、一棟あたりのコストを下げれば粗利が上がる→現場監督は見に来ない→第三者機関検査は終わってる→やりたい放題
。の図式が出来上がります。
I監督は、電気屋さんにちゃんと省令準耐火構造って発注をしたと言っていましたが、施主に指摘されて是正している時点で監理不足だと思います。
高い監理費払ったのに義務が守れないんじゃ返してくれないかなぁ…
遅延損害金も一日三十数円しか出ないし。
ちなみに、トイレの手洗い用コンセントはコレで引き渡しされそうでした。
もはやボックスにすら入っていません
見えないところならまだしも、これはありえねーー
電気屋さんもプライド無いの?
引き渡し直前に監督がコンセントプレート付けてくれました。
(開口クソ汚い)(ボードに直接ビス打ち)
これがアイダ設計品質