文化の日、観劇に六本木まで。長澤奈央ちゃんの舞台です。
今回は水滸伝。中国の歴史大作ですが、タイトルにもあるように贋作、つまり設定を借りた独自ストーリーといった感じです。俳優座劇場は初めてでしたが、1954年に造られた歴史ある劇場で風格に満ち溢れていました。それに六本木のど真ん中というのもびっくりでした!

今回の公演ではファンサービスとしてトークショーやお見送りがあったのですが、自分はお見送りのある夜の部を選びました。18時半開場19時開演。18時過ぎに着きましたがロビーは女子でいっぱい!グッズとして生写真(もちろん奈央ちゃんソロバージョン×2セット)とパンフレットを購入。1公演20部限定のサイン入りのパンフは惜しくも売り切れておりました・・・

席はというと下手通路沿いの12列。近いと思いきや全部で16列だったのでかなり後ろ。まぁ安めのA席だったんで(^_^;) でもこの前の中目黒に比べるとかなり広くて立派な建物。キャパ300らしいですが、9割以上埋まってました。

ストーリーは・・・
| かつて誠国(せいこく)という国があったころの物語。 坑夫たちの劣悪な環境の改善を役人である高俅(こうきゅう)側へ訴えた史進(ししん)だったが、聞き入れてもらえず、史進の父 史孔は惨殺され、妹小麗は略奪されてしまう。 苦悩に満ちた史進が心を許し相談を持ちかけたのは、八十万官軍武芸師範、豹子頭林冲(りんちゅう)であった。林冲と林冲の義兄弟、天下の豪傑坊主、魯智深(ろちしん)は史進の力になることを誓う。しかし林冲の妻、秀玲(しゅうれい)に横恋慕した高俅の息子・高衙内(こうがない)と高俅が罠を仕掛け、林冲は言われなき罪で流罪。絶望の淵でさまよう林冲がたどり着いたのは、豪傑、英雄が集う塞「梁山泊」だった。 その時、炭坑で落盤が起こり、生き埋めになった鉱夫たちを助けるために「梁山泊」頭領、晁蓋(ちょうがい)が立ち上がり、高衙内、高俅の親子と対峙する・・・・ |
という感じの勧善懲悪ストーリーでわかりやすかったです。仲間が増えていくあたりは戦隊物っぽい(^_^;)
登場人物も大量でしたが、背景のスクリーンに名前が出たりしていたので分かりやすかった。とてもスムーズに劇の中にはいっていけました。でも見得を切るシーンってカッコイイですね。戦隊物で慣れているからかな。それに前回見た『FRAG』にも出ていた高崎翔太さんや井上賢嗣さん、増島愛浩さんも出てたしね。
見せ場は殺陣。それも中国武術の剣や槍を使ったものでなかなかの迫力でした。日本もののチャンバラより個人的には好み。でもちょっと舞台まで遠かったかな・・・途中にソロ演武のシーンがあってなにげに凄かったです。この方はいったい・・・・?? 客席通路を活用する演出もあって、突然後ろから山賊が出てきてびっくりした(笑)また女性が宮廷で舞を踊るシーンもあり、すこし気を休めることもできたりしてあっという間の2時間でした。
登場人物、かっこ良さでは史進が抜群でした。背も高くてスケールの大きいアクション。特に槍を武器としていたので一層迫力がありました。また豪傑坊主の魯智深もいい味をだしてました。こういうキャラクター個人的に結構好きなんです。朱武も渋かった。イケメン系では童美と楊春でしょうか。童美の心の裏側があかされるくだりは心が締め付けられるような気がしました・・・切ないよね(;_:)
反対に高衙内の気持ち悪さは尋常ではありませんでした。「やだやだやだ!おとうたま~。たま~たま~(笑)」あと仙人はもっとよぼよぼのほうがよかったかな(^_^;)
「梁山泊」の豪傑たちは落盤した炭鉱から鉱夫たちを助け出し、役人側の高衙内、孫亥を殺害するのですが、悪の親玉である高俅は見逃しました。あれはなんでだったんだろ・・・(´ε`;)??
義兄弟の名のもとに結ばれた男達の絆。そして弱き民のことをかけらも考えない権力者・・・なんか現代社会でも同じですよね。いかに現場の人間たちが汗を流して苦労して働いているのかという「想像力」のない、痛みがわからない経営者がいっぱいいるような・・・(以下略(^_^;)
奈央ちゃんの役はいうとヒロインの秀玲。剣を宮廷に持ち込み謀反を企てたという罠にはめられて囚われの身となった夫である林冲の減刑と引き替えに自害してしまいました・・・・凛とした美人。梁山泊の荒々しい男達とのコントラストによりその美しさが一層引き立っているように思いました(^^) そしてアクションも少しあり奈央ちゃんにもってこいの役でしたね。しかしながら最近死ぬ役が続いております・・・美人薄命ということでしょうか(^_^;)
後日のブログで声が出なくなって大変だったことが語られていましたが、そんな事は全く感じさせない堂々とした演技でした。芝居半ばで死んでしまったのですが、ラストシーン、林中の心のなかに秀玲が出てきた場面では胸がじんわりと熱くなりました・・駆け寄った林中をすっとかわしたあたりとか・・・(;_:)

それはそうと途中に地震があってちょっとビビりました。マナーが良かったのか誰のケータイからも緊急地震速報は鳴らなかったのですが、揺れで気づきました。震度3。静かなシーンで、結構セットや照明がキーコキーコ音をたてて揺れて、一瞬どうなるかと思いましたが、劇はそのまま継続。何事も無くてよかったです ε-(´。`;)

最後にお見送り。劇場の出口の両サイドに衣装のまま5人づつ並ぶような感じでした。迷わず奈央ちゃんの方へ。そうしたら、向こうの方から気づいてくれて「あーーーっ」って言ってくれました!!奈央ちゃんがお芝居に専念するようになってから直接顔を合わせるイベントの類は殆ど無くなってしまったので、超久しぶりだったにもかかわらず・・・思わず胸熱でした・・・あとで調べたら約2年8ヶ月ぶりだった。
「お疲れ様でした!」「ありがとう!!」「ずっと応援してますよ!」「またね~♡」
立ち止まるわけにはいかないのでこの程度の会話でしたが、マジ感動でした・・・さらに外に出て劇場前にとどまっていたら、見つけて中から手を振ってくれてさらに感動;ω;`)oO(+。:.゚.:。+ もう胸がいっぱいでございます・・・・・
いろいろな経験を積んでどんどん成長をつづけている奈央ちゃん。これからも応援してますよ!素晴らしいお芝居をたくさん見せてね☆
