あたしがなぜ、フレンチで働いているのか、フレンチじゃないと働けないかもな感じなのか。
それは単にフレンチで働くきっかけになった安易と言ったら安易な事柄からです。
当時付き合っていた好きになった彼が、フレンチのコックさんだったから。
彼と、一緒に働きたいといつしか思い、彼の料理を運べる人になるためには、
いろんなこと学ばなければ・・・
ということで、運よく家の近くに彼も「こんなお店が作りたい」
みたいなお店があって、その当時、アルバイト募集していました。
横目で見ながら、あたしは会社へ出勤(当時、橋梁設計の会社で設計をしていました)
当時働いていたとこで、不満というか、不信感が芽生え、
一言も話さず会社を退社するくらいの時もあったりと、
窮屈さと、いろんなものがたまっていて、どうせやめるならってことで、
思い切って、やめました。
ダメ元で、近所の上記のお店で面接。
めでたくその日に採用になりました。当時のシェフは、恰幅よかったけど、
あたしより年下だった。とっても、やさしそうな人でした。
が、蓋をあければ、超暴力。
今まで、そんな環境なときがなかったあたしは、どうしたらいいのかわからなかった。
あたしにはもちろん、そんなことはしないし、普段はとって優しい心の持ち主なんだけど、
何かスイッチが入ると、とっても怖くなってしまう。
今では、理解できるし、あたしは、彼のことが大好きだけど、
ぶっちゃけ、暴力を見ていられなくて、悲しくて、
わかってもらえなければ、やめようと思った。
ていうか。実は、わかってもらえないと思ったので、何も言わずにやめようと思った。
今、思えば、卑怯だったかもしれない。自分、守っちゃったかも。
けど、結局、その時追い詰められて、どうせやめるのだからと
正直なこと、ぶっちゃけた。泣きながら。。だって、とっても心優しい人なのに、
なんで、あんなふうになっちゃうのか、わからなくって、
ただ、ただ、悲しくって・・・・大好きなのに、そんなふうになるの理解できないのが、
悲しかったのか、なんかわかんないけど、悲しかった。
すごく、泣いた。シェフも泣いた。
そんなわけで、あたしは、やめようと思った時から3年くらい働いた。
シェフとの信頼感のもと。あの店に育てられた。
暴力は全くなくなるということはなかったけど、理解できないながらも、
理解できる範囲の暴力でした。
はたから見ると、暴力なんだけど、すべて、彼の愛からなんです。ホントは。
でも、暴力はやっぱりよくないと思いますけど。
あたしは、武道や格闘技経験してるけど、やっぱり、対人には、
憎しみがなければ、手は出せません。
と、ふと気がつけば話がそれてしまいましたが、
お勧めレストラン。
あたしの元彼。今や大切な友達。彼のために、今の仕事始めたけど、
今や、自分のためというか、お客さんのための仕事になってるけど、
その彼がやっと、夢を現実にしました。
「東京カレンダー」の62ページ一面に掲載されています。
オープンして一カ月ほどですが、リピーターもいるらしく、
あたしは、彼の料理大好きだから、これからも食べに行くと思うけど、
ぜひ、皆様にもこ紹介したく、嬉しさもあり、これまでに至る経緯をしたためました。
東京カレンダー見かけましたら、62ページみてみてください。
きっと、一度行ってみたくなると思いますよ!
けど、小さいお店だからな。。。