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足枷と亀

年を重ねるごとにいろいろな事を知って考え方も広がっていく。

でも子供の頃に美しいと思っていた純粋さみたいなものが

少しずつ世の中では足枷のようになっていく。

人を好きになる事でさえ、条件をつけたりして。

このあいだ「アキレスと亀」を見た。そこには僕の信じるものが

描かれているような気がして思わず

普段は買わないパンフレットを買ったのだが

その表紙を見て心が動いた。

ビートたけしと樋口加奈子が2人で立っている写真なんだけれど

胸をはって立つたけしの服の端を樋口加奈子がつまんでいる。

このさりげなくつまんでいるこの手がとてもきれいで

僕たち皆が持っている純粋さの様に感じた。

そしてこの映画のすべてなんだなと思った。

僕の中で信じることのできるものが、こうして目で確認できた事が

とてもうれしいし、この表紙を考えた人はすごいなー。

これを見て心にきめた、足枷ではなく宝物にしようと。