土曜日の朝、始発の新幹線で大阪に向かいました。
寝坊してはいけないと朝まで呑んで待機しました。
オレは準備を決して怠らない。



東海道新幹線に乗った時、煙草をプカプカとふかしてる人がいました。

この曲、ほぼ連投ですね。

禁煙場所で吸う?こんな迷惑な輩、まだ生息してるのか?
よし、オレ様が撲滅したる!と思いましたが、ボクも大人(49歳)、怒りを抑えやさしく問いかけました。
「ここ禁煙では・・・?」
すると喫煙者の隣に座ってた方が、「ここは喫煙車両ですよ!」と即答。
(後にわかりましたが、この方が一番のチェーンスモーカーでした)
「え?失礼しました。」
そんなわけないやろ?と背もたれに書いてある案内をよく見たら、15号車、16号車には禁煙マークが書かれてありません。(JRってまだそんなことやってたの?!)
ルールの確認もせずに注意してすいませんでした。
よかったやさしく問いかけて・・・

ちょっと待て・・・
ということは、この車両、喫煙者だらけ。
害虫を駆除するがごとく取った私の行動、この世界においては私自身を最悪の害虫にしたものでしかありませんでした。
肩身の狭い思いをされてきた喫煙者がやっとくつろげるスペースにたどりついた。
そこをルールのわかっていないヤツが来て、いい子ヅラして否定されたのだから腹も立つでしょう。
まあいいや、喫煙者のやり場のない怒りを今は全部受け止めてあげよう。

そこから東海道新幹線16号車は、完全アウェイ空間になりました。
結構な数の喫煙者は、私はスモークチキンに変えてしまいました。

いい年こいて、ピントのずれた戦いを挑んでしまいました。
若い頃、会社の後輩からドンキホーテと揶揄されたのを思い出して、少しムッとしました。


この煙たい世界、30年近く前にタイムスリップした感覚でしたね。




騎士気取りが最悪の結果の恥ずかしい思いをしました。
まあ騎士なんて言葉は時代遅れですね。