【あらすじ】
過去の罪や非行歴を償い出所、社会復帰を目指す「前科者」の為に、奮闘する保護司の阿川佳代(有村架純)。
彼女が保護観察を担当する一人で、職場の同僚を殺害した為、長らく投獄されていた、工藤誠(森田剛)。
出所後は、寡黙ながらもまじめな生活態度で、職場でも正社員の話まで出ていた。
にも拘わらず、彼はある日突然姿を消してしまう。
時を同じくして、連続殺人事件が発生、やがて彼は警察に追われる立場になってしまう。
その背景には、保護司である彼女の過去や、工藤の生い立ちにも原因があることがわかり…。
【見るべきポイント】
保護司という仕事が、準公務員的な扱いにも関わらず、報酬がOであることをこの映画を通じて知ることになる。つまり、逆に、報酬0でも、更生に手を貸したい、保護司自身の理由や過去に注目してほしい。
そして、全般的には暗いイメージの内容ではあるものの、決して悲観的な部分だけではなく、明日への希望も持てるストーリーになっているところを意識しながら、最後まで観て欲しい。
また改めて、森田剛にとってのはまり役、もしくは演技に幅を広げた映画であることは疑いないところ。同じ元V6の岡田准一とはまた違う路線で、映画もしくは舞台俳優として生き残ることができそうな予感が、この映画を通じて感じることが出来る。
【評価】★★★★☆星4.1
上映時間はトータル3時間近い割に、前半部分で大まかなストーリーは読めてしまうのものの、それをも超越するエンディングに、涙こそ出ないものの、見終わった後、何か明日への希望を感じることが出来た。
他の映画レビューでも同じような評価かもしれないが、星4つは挙げられると思う。