テレビ朝日系列局3局で2006年夏より深夜アニメとして放送された。全11話。演出や作画などに独特の奇妙な味があり、インターネット上を中心に話題を呼んだ。
テレビ朝日での最終回放送に合わせ、打ち上げ会場と思しき場所からネットラジオを放送、スタッフやキャストが裏話を披露したり、掲示板に書かれた質問などに回答するという企画も行われた。
01話
誰が見てもわかるように、今や日本の政治の根幹は腐敗しきった連中により食い物にされている。政界を裏で操っている巨悪からの圧力により、警察も検察も政界には介入することができないというのが日本の現状である。そこで内閣は、超法規的な権限を持った特殊部門を創設する。
02話
03話
「内閣権力犯罪強制取締局」(G.C.I.A.)と呼ばれるその組織は、何時如何なる時でも巨悪を捕えることができる超法規的権限を持つ犯罪捜査のエキスパートたちにより構成されている。そして組織の捜査官の一人に、大富豪中の大富豪のみが所持することを許されるザイナース社クレジットカードの最上位「ゴールドブラック」を持つ男がいる。その名は財前 丈太郎。
過去に得た人脈とゴールドブラックカード、そして独自の機動性を最大限に活用し、財前は政界の巨悪に挑んでゆく。
04話
05話
06話
2006年 テレビ朝日系列で放送
超法規的権限を与えられた主人公が「ありとあらゆる手段で」政界の汚職・犯罪を取り締まっていくという、大人向けに描かれた漫画作品。07話
『財前』はゼネコンの癒着から始まり、対・日本の闇の大物、血族(クラン)、アメリカ、中国マフィアの日本制圧計画・・・と風呂敷を広げすぎてしまい、話の収拾がつかなくなっている。また、政治を舞台とした作品ではあるが、政界の役職などの変化への対応が追いついていない部分もある。
08話
コミックバンチ編集部は渡辺にこの漫画を描かせるために、バンチ創刊当初から渡辺が連載し、野球漫画ファンから絶大な人気を得ていた漫画『ワイルドリーガー
』を打ち切ったのではないかとも噂されている。それだけ編集部が力を入れている作品ではあるのだが、この作品が人気を得ている理由はどうやら編集部の想定とは違った所(※)にある様だ。今では『日本国大統領 桜坂満太郎
』(終了)とともにバンチの(ツッコミ所の多い)二大大型政治漫画連載作品となっている。
- (※)一読すれば大抵の読者は気付くのだが、あえて列挙すると下記の様な点が挙げられる。
妙に顔の濃い、“萌え”からは極北に位置するキャラクター達が織り成す、コントすれすれの大仰な台詞回しの面さ 。
09話
悪行の限りを尽くすが、どこか茶目っ気がある(様に見える)愛すべき悪役キャラクターたち
- 細かい理屈や設定は無視したインパクト重視のストーリー展開 10話
11話
- これらの要素は本作の源流的存在とも言える原哲夫の名作『北斗の拳』の人気を支えた理由の一群でもあり、バンチ編集部は読者の現在の評価も当初から織り込んだ上で、この様な作風にしている可能性もある。
原作 北芝健