
渡辺貞夫さんのnewアルバム
『INTO TOMORROW』でました
1 BUTTERFLY
2 TREE TOPS
3 STUDY IN PIT INN
4 IF I COULD
5 TIMES AGO (FOR TIBETAN PEOPLE)
6 WHAT SECOND LINE
7 NOT QUITE A SAMBA
8 SONG OF MAY
9 ITAPUA (ON THE BEACH)
10 TRAIN SAMBA
11 INTO TOMORROW
わたしがjazzを好きになったひとつのきっかけは間違いなく彼の音楽です。
音楽は人を表す=すごく暖かい音楽です。
ブラジルタッチな曲があるから?イヤイヤけっしてそれだけじゃありません。
こんな人にとてもあこがれます。
貞夫さん語録を以下にご紹介します。
「今回のライヴは、前に一緒にやってとても良かったドラマーのジョナサン・ブレイクと一緒にやりたい、と思ったのが最初なんです。
本当に気に入りましてね。僕がやりたいことをすぐに判ってくれて、僕が“素(す)”の状態で演奏できるんですよ。
そもそも、ライヴでも、またアルバムを作る時でも、いつも僕の右腕になってくれるような人を探しているんですが、ジョナサンはそれにピッタリだったんです。
僕の想い、気分に寄り添ってくれると言いますか。
古くはデイヴ・グルーシンがそうでしたし、リチャード・ボナもそうでしたね。
ジョナサンは、正にそういう人だったんです。
で、彼にアドバイスを貰ってピアノとベースを選びました。
僕は最近のアメリカのミュージシャン事情に詳しくないですから、彼に何人もの人を紹介して貰いました。
その中から選んだんですが、やはり彼は、最高の二人を連れてきてくれました。
ピアノのジェラルド・クレイトンとベースのベン・ウィリアムスという二人は、まだ若いのに素晴らしいんです。
このピアノ・トリオとやりたいなと思った訳ですよ。」
このドラマー、ジョナサン・ブレイクは32歳。世界的なジャズ・バイオリニストを父に持ち、ウィリアム・パターソン大学在学中からプロとしてマッコイ・タイナーやロイ・ハーグローヴなどと一緒にプレイしてきたキャリアの持ち主。
ピアノのジェラルド・クレイトンは24歳で父親はベーシスト。世界的なコンテスト「セロニアス・モンク・コンペティション」で2位になった経験があり、現在はロイ・ハーグローヴなどのバンドで活躍中だ。
ベースのベン・ウィリアムスも24歳。ミシガン州立大学の音楽学部でジャズを学び、2005年には国際ベーシスト協会主催のコンテストで1位に輝いた経歴を持っており、ウィントン・マルサリスやロイ・ハーグローヴ、サイラス・チェスナットなどとの共演キャリアもある。
「今度のアルバムは、レコーディングが結構久々だったもので、前から書いていた曲もあるんですが、今年のお正月以降に書いた曲も6曲ほどありましてね。
ちょっと入れ過ぎじゃないかというくらい、全部で11曲入れました。
ただ、僕は、アルバムのタイトルをを付けるというのは、曲を作るよりも苦手でしてね(笑)。
でも、今回のアルバム・タイトル曲になった『イントゥ・トゥモロー』は、先を見つめていこうというような意味合いです。
タイトル曲はラストに入っているんですが、実は全部の曲がワン・テイクなんですよ。
中には一曲、リハーサルのテイクが良かったので、それをそのまま採用したものもあります。
とにかく楽しくできましたよ。
僕はストレートのジャズだけを演奏しているわけではありません。
ブラジル・タッチの曲があったり、アフリカ系の曲があったりするんですが、そうした曲にも彼等は見事に対応してくれましたね。
とにかく、僕自身は昔から何も変わっていないんですが(笑)、そんな僕に新しい衣を付けてくれるというのは嬉しいですよね。
ただ、決して余計な衣は付けないんです。
そこが大事なんですね。」