今回は我がFUNKARATTCORPからでた、3つ目のアルバム「B1-TYPE」について語ろう!これはほぼ9割、私がプロディースした作品であり、トラックメイク、ラップ、ミックスをすべて担当している。フィーチャもなく家に引き篭もり作った、まさに俺色HIPHOPなのだ。当時機材にはまったく無縁だった私はPIRA ROCKとSUGAR CRACKに、いろいろ教えてもらい、最低限の環境を整えた!


・・・「引き篭もり」というとあまり印象はよくないが、人間が進化していく中でこの過程は自身のステータスを著しく上昇させる。家にいるだけの引き篭もりは別だが、ある一つのことをひたすら考え抜くというのは、誰もができることじゃない。一人で生きていけないのは百も承知!でも、そう思ってたら、みんな人に擦り付けてしまう。なんでもかんでも、人のせいにしてしまうのは私がもっとも嫌いなこと。楽しみにしていたデザートがなくなっていたら、また買えばいい!それだけのこと。

そういった意思をこめて作ったのが、「B-BOYとして生きる1人のスタイル」、いわば「B1-TYPE」なのだ。この続編を来年にも作ろうと思っている・・・作ることで、その覚悟や視点がどうかわったのかを確認できる。

アルバムというのは自分が生きる上での、一つの「かけら」でしかない。自分のすべてを語るには狭すぎるキャンパスであり、その時期の感情を詰め込むには、リアルな入れ物である。


CHIN-HURTZ