リリックを書き続けると、さまざまな壁にぶち当たる。リリックが浮かばない、テーマが決まらない、フローがおんなじ、・・・まあ数知れず、そういったことは日常茶飯事である。おそらくトラックと自分の相性などもあるのだろう。

しかし、ごくまれに「覚醒」することがある。PENが止まらずに走り続ける!何かに取り付かれたようにポンポン詩が浮かぶ・・・感情の高ぶりからか、トラックの相性抜群なのか、要因はさまざまだろうが、そんな日はとことん行けるとこまで行く!!!たいがい休みの日に起こるのだか、その日は起きてから寝るまでそんな状態で、邪念は一切受け付けない!

曲の内容やフローがまとまり、最高のグルーブを生む。自分でも気に入る曲がほとんどである。作ったものに納得できるというのは、この上ない喜びも生む。

覚醒の日は自分で操作できないのが欠点である。自分の計測では、おそらく4ヶ月にいっぺん起こる程度である。ためしに「今日は書きまくるぞ!」と思い書き始めても、その日じゃなければ、途中まで行ってPENが止まる・・・私はいろいろ実験し、覚醒の期間を早められないか研究しているが、今だに成果はえられていない・・・しかし私は諦めない!毎日が覚醒の日であってほしいものだ・・・


FUNKARATT.CORP ポテンシャルRAP部門 研究員 カルフィルニア真木