秋ならではの、

冷たくて澄んだ空気を浴びながら、

夜の散歩。



田舎だもの、空には綺麗な星が見える。





ちょっと遠くを見たら、

ネオンがぽつんぽつんとある。


パチンコ屋やコンビニ、ラブホや居酒屋。




あのネオンの下には、

今こうしてる間にも一生懸命働いている人がいて

もっと言えば、

ネオンの光のために働いている人もおるんやなぁ、と

しみじみ考えながら歩く。





一人一人の仕事のおかげで、

毎日の生活が成り立っている。


一人一人の努力と試行錯誤で、

たくさんの人が泣いたり笑ったりの生活ができる。




そのことを普段から感謝したりとかって

なかなかないし、

そんなん感謝する人多すぎてキリないぐらいやけど、



私たちの毎日の生活の中の行動や、

考えている事、動く事、

全ての事には一つも無駄はなくて、

全部自然と繋がっていくのかなぁ、とか

たくさん考えながら歩いた。





何かで読んだ。

なんやっけ。何かの本かな。



『人は、誰でも一つだけ、自分にしか出来ない事がある』





ふーん、そっかそっかぁー。

私にしか出来ない事…なんやろう。

そんな事あるかなぁ。



いろいろ自分の無力さに

落ち込んだり悩んだりする毎日やけど、

何か私にしか出来ない事があるならば、

早くそれを見つけたい。




その事が、

たくさんの人を救えるような

大きい力じゃなかったとしても、

一人の人を笑顔に出来るような力なら

嬉しい。





頑張って見つけよう。

『私にしか出来ない事』




人に不安を感じるとき、

自分自身に苛立つとき、

気持ちが伝わらないとき、

気持ちを受け止める気が相手にないとき、

自分の訴えを無視されたとき、



ひどい苛立ちと、

自分の無力さと、

逃げ出したい気持ちとで、

涙が溢れる。




悲しいわけじゃない。



泣きたいわけじゃない。



悔しいのとも少し違う。





ただ、

イライラしすぎて、

イライラしすぎている自分にも腹立って、


どうしようもなく涙が出る。






器が小さい。



おちょこくらい。