
補完食とはWHOが提唱している「母乳で足りない栄養を食事からまかなう」という考え方で、母乳から卒業するという意味合いが強い“離乳食”ということばの代わりに用いられています
自分用の素人まとめです。もし参考にされる方がいましたら、気になる事項に関して鵜呑みにしないで原文を読んでみてください。本文中ピンクやオレンジ色になっているところは自分が後から読みやすいように色付けしたり付け加えたところです1つに書ききりたかったのですが文字数オーバーですって

ついでなので
1/6を胡乱要約、 2/6~6/6は覚え書きにしてみました

ではでは
Medical Position Paper Complementary Feeding: A Commentary by the ESPGHAN Committee on Nutrition Journal of Pediatric Gastroenterology and Nutrition 46:99–110 # 2008 by European Society for Pediatric Gastroenterology, Hepatology, and Nutrition andNorth American Society for Pediatric Gastroenterology, Hepatology, and Nutrition 原文はコチラ
※ESPGHAN:ヨーロッパ小児栄養消化器・肝臓病学会
The European Society for Paediatric Gastroenterology, Hepatology and Nutrition (ESPGHAN) is an international, professional and scientific society which seeks to influence the standards of care for patients and families

P.3
BIOLOGICAL AND DEVELOPMENTAL ASPECTS OF COMPLEMENTARY FEEDING
生物学そして発達学から見た補完食
①Physiological and Neurological Maturation 生理学と神経学からみた熟成期とは
母乳や粉ミルク以外の食事を取るには腎臓と消化器官の発達が十分であること、そしてその食事が安全かつ効果的に行われるためには神経系の発達も必要であることがいくつかのレポートで報告されている。そしてその時期は生後4ヶ月以降である。神経系の発達に関してはそれぞれのあかちゃんにばらつきがあるものの生後6ヶ月頃にはサポートがあれば椅子に座れる&それまでは吸い込むだけだった口の働きがスプーンから食事を取ることができるようになり、8ヶ月頃にはもっ と舌の機能が発達してくるのでより大きめの柔らかい物でも食べられるようになってくる。9~12ヶ月頃にはカップを両手でもって飲んだり、一口サイズに準 備された食事を自分自身で食べることができるようになってくる。こういった食事を食べる技術を10ヶ月までに行わせてこないとその後上手くできなくなるリ スクなどもあるため、適切な時期に補完食を導入することが大切である。
P.3~4
②Nutritional Aspects 栄養的側面
生後6ヶ月まで母乳だけで育てることは栄養学的に不足するという報告もあるが、逆に栄養の取りすぎが肥満児などのリスクを増やすことも考えられる。母乳育ちは栄養接種のため粉ミルク育ちよりも早めに肉を食べるべきだと主張する人もいるがこれについてはもっと研究する必要がある。
ビーガンやマクロビオティックであかちゃんを育てることは勧められない。 オランダの研究ではマクロビオティックで育てられた乳児は脂肪や筋肉が消耗して成長が停滞し、精神運動の発達に遅れが見られた。 Dagnelie PC, van Staveren WA. Macrobiotic nutrition and child health: results of a population-based, mixed-longitudinal cohort study in The Netherlands. Am J Clin Nutr 1994;59 (5 Suppl): 1187S–96S.
もし母親がビーガン食をしていて栄養サプリメントなどを取らずにあかちゃんを母乳で育てている場合は重度の認知障害を被る可能性が高く、またその後も動物性食品を取らないで乳児を育てた場合はリスクが高まるので最低毎週サプリメントを取り牛乳や魚などの動物性食品を取ることを勧める。Thorsdottir I, Gunnarsson BS, Atladottir H, et al. Iron status at 12 months of age: effects of body size, growth and diet in a population with high birth weight. Eur J Clin Nutr 2003;57:505–13
P.4
③Milk Feeding During the Complementary Feeding Period 補完食期間中の牛乳の摂取について
牛乳は母乳や粉ミルクに比べ鉄分が不足することと9ヶ月以前の摂取はほんのわずかだが腸内出血を引き起こすという報告もあるため食事から十分な鉄分が取れるようになる1歳以降まで母乳や粉ミルクを飲み続けることを勧める。