不妊治療の卵管造影検査 | 不妊治療

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不妊治療で妊娠・出産した私の記録


私は、不妊治療の初期段階で「卵管造影検査」を行いました。

卵管造影検査は、卵管を通しての排卵に問題がないかをレントゲンで検査します。
卵管に造影剤をいれるために、子宮内にカテーテルを挿入します。
レントゲンの結果から、卵管の通りやすさや癒着の有無が判明します。

ただ、この卵管造影検査は、多少の痛みをともないます。

造影剤を挿入するために、子宮口からカテーテルを入れたり、バルーンをふくらませたりするからです。

バルーンは、主に造影剤の逆流防止のために膨らませるそうです。

カテーテルを入れる痛みはそれほどでもありませんが、バルーンの膨張や造影剤の注入は、人によって生理痛の何倍もの痛みをかんじるそうです。
痛む場合は、卵管がつまっていたり通りが悪かったりする場合です。

私の場合は、何も問題なくバルーンをふくらませる時に少し痛んだだけで造影剤の注入時はほとんど痛みを感じませんでした。

検査の時間は約10分程度でした。

なぜ、卵管造影検査を行うのかというと卵管の異常の有無を検査する目的と、この検査によって卵管の通りが良くなり20~30%の確率で不妊が解消されるケースが有るからです。

ですから、病院では不妊治療の初期段階で造影検査を実施を薦められます。

もちろん、検査の結果卵管の閉塞が発見される場合もありますが、不妊の原因がわかって治療方針がたてやすくなるとも言えます。