ふくに、残業。

パンダ男、先に帰宅。

姑は先に食事済み、という状況。

自分たちの分は自分たちで食事の用意をする、ということが可能になりまして、
姑は最近、毎日そうめんを食べているようです。

旦那は、自分の好物=一人でも作れる料理である、麻婆豆腐を作ろうとしてたんだって。
で、作ってたんだって。

そうしたら、ドアがそぉっと開いて、
「パンダ男くん…、お母さんが、作ってあげるのに…」って。
じわじわ、キッチンにいる自分に近づいてきたんだって。

パンダ男は、心底鬱陶しかったんだろうね。
「いや、良いし。このくらい、自分でも出来るし。」
って、はっきりと、もう、思い切り、嫌だってことを態度に表しながら言ったんだそうだ。

そうしたら、姑、「そぅお?」って言いながら部屋を出て行こうとしたんだけど、
途中で振り返って、
「パンダ男くんは、お母さんがいろいろやってあげるのは、迷惑かしら…?」

パンダ男「…迷惑って…?!」

姑「…迷惑なの?!」

まるで、自分から聞いたことなんかさっぱり忘れたみたいに、ただ驚いてパンダ男が反復した言葉に過剰に傷ついた表情をした姑。

パンダ男「その質問はおかしいだろう?俺は俺で、自分で出来ることをしているだけだろ?」

パンダ男がそう言うと、姑は「…そうね…」って言って、部屋に帰っていったみたい。

とても、傷ついた顔をしていたって。




傷ついたのは、かわいそうだな、というよりも、哀れだな、って思った。




というか、この親子は、哀れだ。

いつまでも子離れ出来ない母。
いつも息子を(子供扱いかもしれないけど)馬鹿にして、
家のことを何も出来ない、もしくは何もしないって愚痴って、
自分の兄は何でも自分で出来るのに、自分の父はすっごいマメだったのに、
なんでパンダ男はなにもしないのかしらねーって、私にも愚痴るし、
パンダ男自身にも、言う。

馬鹿にしているのに、やっぱり、依存としか言いようがないくらい、
パンダ男のことを頼る。

パンダ男はずっと、「息子」「夫」の役をしてきたんだって、すごいわかる。



一方パンダ男は、そんな母がすごく重くて、
自由になりたくて、親離れが人よりも早かったみたい。
自分の母に対する見方がすごく冷静だ。

自由になる=自分のことが出来るっていうのも大切なことだと思うけど、
姑は、パンダ男がなにかする度に、その都度そのきっかけを奪ってきたんじゃないかと思う。

姑がよくするパンダ男の話で、
保育園に入ったパンダ男が、自分でバナナの皮をむくことが出来なかったのを
先生がびっくりして「お母さん、自分でやらせることも大事ですよ」っていわれたのよ~。

というのがあるんだけど、それが、改善されず、結局今まで続いてる感じだ。

「自分でやるよ」っていうのに、すごく労力が必要なのよ、対姑って。強引なの。
私も、そのことは知ってるの。
たとえ断っても、姑は、すごく手を、口を、視線を、ずっと挟んでくるって。
疎ましいから、結局、面倒になって、任せる、とか。




パンダ男は、姑を傷つけたかったんじゃないの。すごくわかるよ。

ただ、パンダ男は、自分のことを自分で出来るようになりたいんだよ。

姑にとって、息子はいつまでも息子で、何でもしてあげたいんだろうけど、
息子が望んでいるのは、そういうことじゃないって、何で気づかないんだろう。

気づいているのに、自分の欲=してあげたい!が勝ってしまうのだろうか?

なんかなー。

あー…。

なんかなー…。