旦那は、小さい頃から、自分の母に、将来一緒に住みましょうねー的なことをインプットされて育ったようだ。その上、住宅関係のチラシが入ってくると熱心に眺め、この間取りはどうだ、みたいなことを聞かされ、自分が住みたい家について、一生懸命に語る母だったようだ。
私だって、間取り図を見てはいろいろと想像したりするのは好きだし、面白いお家や、かっこいい建築物なんかがあれば、見入ってしまう。そういうものを見るのが好きだからだ。
好きで興味があるから、眺めちゃうんじゃないの? その話を聞いたとき、旦那に言ってみた。
旦那の答えは、「そうじゃねえのよ」だった。
明らかに、刷り込みみたいなものなんだって。もう、口調、視線、声音、そういうのが。
___息子、将来私と住みなさい、あわよくば家を建てなさい。
_____ひいては、母はこんな家がいいの。
_______このハウスメーカーは、嫌なの。
結婚するときに、将来は同居になるんだって、心得ていた。
すっっげー嫌だったけど、だけど、だからって、それが理由でパンダ男と別れるってのも、なんか違うと思っていたから、それにね、ぶっちゃけるとね、年寄りが2人いるより、1人の方が楽じゃね? て、思ったのも、ある。
私自身は長女で、他には妹が一人いるだけ。
妹はまだ結婚していないけど、多分、婿は取らないと思う。
私の実家は、今すんでいる両親が居なくなったら、なくなる。
お墓も、ある。
パンダ男は、男だ。それに持ち家でもない。
お墓は、あるけど、それは姑の実家の墓、だ。
打診しました。上記の理由を挙げて、婿になってはくれまいか、と。
いや、自分の両親からなにか言われた訳じゃないんだけど。
いやー、ほんと、考える間もないくらいあっさりと、「ごめん」って言われたからね。そういうもんなのかね、やっぱり。男として生まれてくると、やっぱり、そこは、譲れないのかな? 激しい刷り込みがあったのだろうね。
私は、両親に、婿を取れとか、言われたことがなくてさ。将来は老後施設に入れてくれと言われている。迷惑かけないように、お金は自分たちで用意するから、そうして欲しいと言われてきたから、パンダ男の母の、そういった刷り込みには本当に、なじめないのだけれど。
男の親と、女の親とでは、ずいぶん、なんか、違うんだなーって。
まあね、うちのばあい、ね。
で。
のらりくらりと暮らしてきたアパートで、パンダ男が母から電話を受けた。
去年の、12月の頭、だったように思う。
「どうしたらいいの? お母さん、どうしたらいいの・・・?」
取りすがるような泣き声が電話口から漏れてきて、私はすごく、不愉快だった。
あきらかに、嫌な予感しかない電話だ。
そして、的中する、その嫌な予感の実態は、義母が住まう賃貸の家が、半年後に取り壊しになる、ということだった。
つづきます。
私だって、間取り図を見てはいろいろと想像したりするのは好きだし、面白いお家や、かっこいい建築物なんかがあれば、見入ってしまう。そういうものを見るのが好きだからだ。
好きで興味があるから、眺めちゃうんじゃないの? その話を聞いたとき、旦那に言ってみた。
旦那の答えは、「そうじゃねえのよ」だった。
明らかに、刷り込みみたいなものなんだって。もう、口調、視線、声音、そういうのが。
___息子、将来私と住みなさい、あわよくば家を建てなさい。
_____ひいては、母はこんな家がいいの。
_______このハウスメーカーは、嫌なの。
結婚するときに、将来は同居になるんだって、心得ていた。
すっっげー嫌だったけど、だけど、だからって、それが理由でパンダ男と別れるってのも、なんか違うと思っていたから、それにね、ぶっちゃけるとね、年寄りが2人いるより、1人の方が楽じゃね? て、思ったのも、ある。
私自身は長女で、他には妹が一人いるだけ。
妹はまだ結婚していないけど、多分、婿は取らないと思う。
私の実家は、今すんでいる両親が居なくなったら、なくなる。
お墓も、ある。
パンダ男は、男だ。それに持ち家でもない。
お墓は、あるけど、それは姑の実家の墓、だ。
打診しました。上記の理由を挙げて、婿になってはくれまいか、と。
いや、自分の両親からなにか言われた訳じゃないんだけど。
いやー、ほんと、考える間もないくらいあっさりと、「ごめん」って言われたからね。そういうもんなのかね、やっぱり。男として生まれてくると、やっぱり、そこは、譲れないのかな? 激しい刷り込みがあったのだろうね。
私は、両親に、婿を取れとか、言われたことがなくてさ。将来は老後施設に入れてくれと言われている。迷惑かけないように、お金は自分たちで用意するから、そうして欲しいと言われてきたから、パンダ男の母の、そういった刷り込みには本当に、なじめないのだけれど。
男の親と、女の親とでは、ずいぶん、なんか、違うんだなーって。
まあね、うちのばあい、ね。
で。
のらりくらりと暮らしてきたアパートで、パンダ男が母から電話を受けた。
去年の、12月の頭、だったように思う。
「どうしたらいいの? お母さん、どうしたらいいの・・・?」
取りすがるような泣き声が電話口から漏れてきて、私はすごく、不愉快だった。
あきらかに、嫌な予感しかない電話だ。
そして、的中する、その嫌な予感の実態は、義母が住まう賃貸の家が、半年後に取り壊しになる、ということだった。
つづきます。