前回からの続きです。


で、玄関に置いて、いつでも持って行ってくださいよーな状態にしておきましたが、
案の定、そんな簡単には済まなかったわけです。

向こうも、真剣ですからね。

で、私の居ない夜。
だからあれか。
それが前々回の記事の日、か。



もう、暗くなってから、インターフォンが鳴った、と。
で、姑が室内モニターで確認したら、その宅配の人がいた。
返却する瓶は外に置いたし、注文するものもない。
要するに、こちらからはもう用事が無いわけですので、
姑はそれを無視したんだよね。(多分絶対私なら出ない)

でも、あまりにもたくさんチャイムが鳴らされたので、
姑は、インターフォンのマイクを入れたんですよ。

向こうから、どうでしたか? って言われたのに対して
宅配はお断りします、みたいな、普通のやりとりをしようとしたらしい。

そうしたらね、あの。
うちのインターフォン、壊れてないんだけどね。設置したばかりだし。
そのほかの、どのお客様も、そんなことしないんだけどね。

「はい? はい? ・・ん? 聞こえないんですけどー」って。

姑「おことわりします」

乳業社「なになに? 聞こえません」

みたいな、やりとりをして、そのうえ、その人が、

「お顔を見せてください」って、言ったんだって。

なんだよそれ。
なんでだよ。
お宅の顔を見ると、なにかが変わるのか?
つうか、うち的には答え出てるし!


さすがに怖くなった姑は、それには答えず、会話を打ち切ったようだ。

ていうかさあ。。。

そんな風に、しつこくされたら誰だっていやだろう。
なんだ? 顔を見せたらなにされるんだ?
なんかちょっと怖い人に、家まで知られていて、こちらはさあ、それだけで、
結構、いやなもんだよ。

乳業さんさ、確かに乳製品、体にいいよ。
実はちょっととりたかった気持ちもあるんだよ。ちょっとは悩んだりしたんだよ。
だけど、どうして断ったかっていうと、結局、
その、姑が感じた「怖い人」「しつこい人」っていうのが、一番のネックだったからだよ。

きっとその人が毎日配達に来るわけではないの、わかるけど。
都合でさ、もういりませんってなったとき、どういう感じなのかな、とか
考えたら、もうそれだけで面倒になっちゃったんだよ。


なんつうのか、そういうの、わからないのかな。
お年寄りって、恐がりだよ、やっぱり。
それから、情とか、雰囲気とか、すっごい重要視するし、
その情とか雰囲気とかが気に入ると、本当に大事にするんだよ。

少なくとも、今まで接してきたお年寄りって、そんなかんじだよ。

もしも本当に売りたいんだったら、そういうのちゃんと考えた方がいいよ、とか
お節介にも、ちょっと思ったよ。



(ちゅうか、見も知らぬあんた! あんたのせいで私のストレス度数が上がったわよ)




〈ここからは余談〉

でね、特に姑が怖かったのが、そのモニターなんだって。
なんか、いつまでたってもモニターの電気が消えなくて、そとの様子がずっと映されていたんだって。
で、それが怖くて怖くて…って、己を抱きしめるポーズにつながる訳なんだけど、
それは、あれだ。大げさなやつなのね。

お年寄りというか姑はまだ還暦をちょっと過ぎたとこなので、そんなにお年寄りではないんだけどね。
まあ、機械、弱いというか、弱がっているというか。

モニターって、外からインターフォンを押されてから、なにもしないでいても、
ちょっとの間は外を映すよね?

姑の「いつまでたっても」は、大げさ。なんか、わかるの。そういったときの、彼女の雰囲気で。

で、いつまでたってもモニターが消えないのは、その男の人が、モニターから見えないところで
ずっとインターフォンを押し続けていたからだ、と言い張るのさ。


そんなわけは、無いんだけどね。


なんか、そんなわけ。
最終的には、その話で疲れたんだよ。

とりあえず、モニターの映像を切る方法を教えました。

ううん。

怖かったよね。
疲れたね。
断ってくれてありがとう。

という気持ちは、あったんだけどね、
なんつうのかな。。


疲れたね。