本日2024年3月31日、Sexy Zoneが終わりを迎えることとなりました。
12年と約4ヶ月、私にたくさんのことを与えてくれたことに感謝と敬意を込めて、文章を綴ります。
基本的に自分語りとなり、偏った感情も含まれるかもしれない一個人の意見となりますことをご了承ください。
事の発端は2011年9月29日。Sexy Zoneが結成されました。
当時中学1年生だった私はまだまだ未熟でした。
いつでも人の顔色を伺い、自分の意見をなかなか言えないことが多く、2つ上の姉の真似ばかりしていました。
親はV6ファンで、それがきっかけてジャニーズを見始め、小学5年生の時に人気が爆発していた嵐を姉と一緒に好きになるまでは時間がかかりませんでした。
いろんなジャニーズの番組やドラマをを見る中で、ある時からある人が見るたびに気になって仕方なくなりました。
それが当時17歳、まだジャニーズJr.だった中島健人くんです。
周りが好きな「嵐が好き」は素直に言えたのに、中島健人くんが気になっていることは誰にも言えないまま時は過ぎ、迎えた9月29日。
その中島健人くんがデビューするというニュースが飛び込んできました!
翌日のWSでSexy Zoneデビューの映像を見た瞬間、
「これだ!!!!!」
と心の中で叫んだことをよく覚えています。
今思えば、人生初の沼落ちの瞬間です。
中島健人くんぐらいしかメンバーも分からなかったのに、ただ5人が並んでいる姿を見ただけでグループごと好きになった不思議な感覚。
私は初めて自分の意志で何かを好きになりました。
「Sexy Zoneが好き」その感情が自分の宝物になり、アイデンティティとなり、周りにも公言して母親にもサポートしてもらいながら私の推し活が始まりました。
初めて自分でCDを買い、そのデビューシングルに入っていた握手券でクリスマスに初めて彼らに会い、デビューコンサートは部活の大会が被って行けず泣き、念願の初のライブは横アリでペンライトを振り。
彼らのことを知れば知るほど、推せば推すほど、好きは増していく一方でした。
授業中、ノートの端にSexy Zoneとか彼らの名前、曲の歌詞を書いたり、技術の授業で作ったラジオでQrzoneを聴いたり、全てのことが新鮮で、どこかくすぐったいような、些細なことで一喜一憂していた中学時代。
Sexy Zoneのことがきっかけでたくさんの大好きな人に出会い、スマホを手にして行動と感情の幅が広がり、遠征もするようになった高校時代を終えるころには、私の人生の大半をSexy Zoneが占めるようになっていました。
その頃から松島聡くんの担当になっていたけれど、3人時代を乗り越えたのもあり、とにかく5人が好きで、グループが好きで、メンバーもSexy Zoneにいるから好きという根っからの箱推しとなっていました。
私の全ての言動の理由にはSexy Zoneの存在があったし、愛というのを教えてくれたのも、私に生きる意味をくれたのも全部Sexy Zoneでした。
その後松島聡くんの活動休止、マリウス様くんの活動休止などもありましたが、少しずつですが着実に夢を叶えてく姿を見るのが、何よりも私の幸せでした。
長年言っていたドーム公演が実現したのもまだ一昨年のこと。
時間はかかるかもしれないけど、これからもっともっと大きくなれる。5人でてっぺん取れる、マリウスが卒業した時は一瞬本当に心が折れかけたけど、2回目のドーム公演で、卒業してもSexy Zoneは5人なんだって思えた。グループ名が変わったとしても、このメンバーなら大丈夫、これからもまた夢に向かって一緒に突き進んでいけるって1年かけて思えた。
Sexy Zoneが終わるなんて1mmも思っていなかった。
頭を鈍器で殴られたような発表を聞いた2024年1月8日。
まだ12月26日のドーム公演の余韻にいる中での出来事でした。
それから約3ヶ月経ち、本日の配信ライブをもってSexy Zoneが終わるわけなのですが、うーーーーん、心の整理はまだ全然ついていないのかなと思います。
配信ライブを見てどんな感情になるのかが分からないので、正直見るのがめちゃめちゃ怖いです。
たったの3ヶ月でしたが、ありがたいことにその中でもメンバーの想いなどを聞ける機会がラジオや雑誌などであって。
誰よりもグループを愛していた勝利くんの口から出た「全員がSexy Zoneから卒業」という言葉は腑に落ちたと共に、私の大好きだったものはここで終わるんだという現実を受け止めなければいけなくなりました。
3人の活動は続くけれど、ここで一区切りSexy Zoneを終わらせてくれるのは救いにもなっているのかなと思います。
物心ついてすぐから、青春時代、社会人になる今まで好きだったものが、当たり前にそばにあったものがなくなるのは、相当な覚悟が必要です。
12年って長いようで短いですね。
15周年、20周年、25周年を迎える未来を当たり前のものかの様に想像してしまっていました。
いつか終わりが来るとしても、こんな急に、こんな終わり方になるなんて全く思っていませんでした。
終わってほしくない。
いくらなんでも急すぎるよ。
ふまけんが離れ離れになるの?
絶対に嫌だよ…。
そんな感情で溢れていますが、だからと言ってけんてぃーがやりたいことを我慢しろはまた違うと思っていて。
寂しい、と、夢を応援する気持ちは共存しているんです。
発表の直後、けんてぃーはグループ活動が好きだと思っていたのに、、、と悲しんでしまったこともありましたが、雑誌などを読む中で、けんてぃーの中にもグループが好きな気持ちと自分のやりたいことをやりたいという両方が共存しているんだろうなと思えました。
なので、嘆いたって仕方がないと言いますか、私はただこの運命を受け入れることしかできないんだなって思います。
この悲しみは一生癒えないのかもしれないけど、それでもこれからを生きていく。
それが人生なのかなと思います。
間違いなく、私にとってSexy Zoneは“人生"でした。
歳も離れていてまだ距離感が難しかった時期もあったりするなかで徐々に絆を深めていく様子が、5人で他愛もないことで笑いあっている姿が、5人で歌って踊っている姿が交わる視線が、肩を組んで5人で前を向いて歩んでいく姿が、全部全部大好きでした。
今までたくさんの愛と幸せをありがとう。
5人の笑顔が永遠に咲き続けますように。
(2024年3月31日23:00追記)
配信ライブを見終えた今、想像していた感情と全く異なる感情になっているので追記します。
Sexy Zone、本当にありがとう!!
最後に大好きな形のSexy Zoneを見ることができました。
マリちゃんはるばる日本に来てくれてありがとう;;
大好きな5人の姿、雰囲気を見た時に、Sexy Zoneを好きになれて本当に幸せだなと心の底から思いました。これまでもすごく楽しかったし、Sexy Zoneを好きになれた人生最高!って今はその気持ちがとても強いです。
思うようにいかなくて悔しい思いをすることがメンバーも、ファンもあったのかなと思うけれど、それでも歩んできた12年が、その過程がとっても素敵で、Sexy Zoneは自慢のグループです。応援できたことが本当に誇りです。それは5人の人間性があって、ひたむきに一生懸命頑張ってきたからこそです。
永遠なんてなかったんだと嘆きまくった3ヶ月だったけど、Sexy Zoneを5人で終わらせてくれて、大事に大事に箱にしまって宝物をくれて、私の中で永遠にしてくれてありがとう。
もちろん寂しさは消えないけど、こんなキラキラした宝箱をくれたから、大好きな彼らの決断を受け入れる覚悟が持てました。
今の私を作ってくれたのは全部Sexy Zoneのおかげです。その足でこれからも歩みながら5人の活躍を願っております。
Sexy Thank you Forever.
BIG LOVE
かえで