この前友達に太平洋戦争のDVDを借りました。
どうしてダンスの先生がそんな恐ろしいものを何故?
と思うでしょう?

私がこうして生きている事、私が今こうして幸せに暮らせている事は決して自分の努力だけぢゃないんだと言う事をしっかりと心にとめて私は生きなければいけない。


この「The Pacific」はアメリカ人兵士達の実話をもとに再現されたものですが…日本人の私は本当に見たくない場面も沢山ありました。しかし、現実で起きた事はこれ以上に悲惨で残酷な戦争だったと言う事を忘れてはならないと思い、このDVDを時間をかけて最後まで観ました。

今回の記事は真面目に今私が生きていると言う事を考えようという思いで更新します。

太平洋戦争勃発の時期は、1941年の冬。
私が生まれる44年前。
このドラマで私が一番印象に残ったというか一番辛く感じたのは、太平洋戦争末期の1945年3月に激戦となった沖縄戦です。

交戦勢力は日本VSアメリカ・オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・イギリス。
戦力は116400人の日本に対して548000人のアメリカ軍を主体とする連合国。
この戦争での日本人の死者・行方不明者は94136人。民間人死者は94000人と言われています。


もし、私がこの戦争の時代に生きていたらどんな心情だっただろうか…想像しただけでもぞっとします。


私の曾祖父は第二次世界大戦で戦死しています。
祖母に聞いた話では、パプアニューギニアの海で戦死したとか…。
敵機に上から爆撃され曾祖父が乗船していた船が沈没したらしいのです。
だから、曾祖父の遺骨はあがっていません。
私が初めて曾祖父の写真を見たのは確か5年程前だったと思います。
祖母の引っ越しの手伝いに行った時に荷物の中から出て来た遺影。
その写真に写る人はカチッとした軍服を着ていて笑う事なくこちらを見ていました。
私は祖母に言いました。
「この人ひおじいちゃんやんな?」
「そうやで。りえ見るの初めてやのに何でわかったんや?」


どうして私がすぐに曾祖父だと分かったか…その理由は…
私は小さい頃から何故か自分が銃撃戦の中で匍匐前進をしていたり、大勢の兵士達と船に乗り込む夢をよく見てはうなされていたのです。
でもその中にはいつも私を励ましてくれる男性がいたのです。
銃撃戦で私が錯乱状態になっている時も、乗船して不安な顔をしている時も必ずこの男性は現れいつも
「大丈夫だ」と肩をたたいてくれました。

その男性がこの写真に写る曾祖父だったのです。


曾祖父は私を守ってくれているんだと私はその時思いました。

夢に出て来る男性が曾祖父と分かってからは戦争の夢を見なくなりましたが、曾祖父は日本から遠く離れた海底に沈みきっと寂しかっただんだろうと思います。

私がこうして元気に幸せで生きている事は曾祖父のおかげです。

しかし、戦争はあの時代に生きた人々の全てを奪った。それが日本人であろうが、アメリカ人であろうが関係なくすべてを奪いました。
戦争って何の意味があったのだろうか…私には理解出来ません。。。
DVDを観ても「なぜ?」という思いしか浮かびません。
ただ国が違い、ただ人種が違うというだけ…しかし戦争に行った人々は人形のようだった。意味もなく戦死した人…意味もなく全く知らない人々を殺す。。。
こんな事に何か意味なんてあるのだろうか…。


現代においても同じ事が言えます。
まだ世界中の何処かで戦争は起きています。
何か意味があるのだろうか?
幼い子供に罪はあるのか?


本当に分からない…
私たち人間が生きている意味は???

このドラマを見終わってもずっと頭に「なぜ?」も二文字だけが残っています。

私が今のこの時代に生まれて良かったと思います。
きっと戦争時代に生まれてれば…私は生き残る事が出来なかったと思います。

ひおじいちゃんに頂いた命を私は無駄にしないで一生を送りたい。
今はただそれだけです。