赤道の男(적도의 남자) KBSの公式ホームページです

ハラハラ度 ★★★★☆

赤道の男

いや~、すごかったです!!じわじわを追い詰めて行く復讐劇。

俳優の名演技に支えられたスリリングな展開でドキドキしました。

大体の内容はこちらで→「赤道の男」日本公式サイトのイントロダクションのページ

主役のキム・ソヌを演じたオム・テウンさん

目が見えない演技、すごかったです。
あの目の焦点を合わせない演技、どうやったんでしょうか?
真似してみようと思いましたが、目がイタイ・・とても出来ませんでした
役者さんはすごいですね。「ガラスの仮面」を思い出しました。
「テウン・・・おそろしい子」

なんか変な方向へ行っちゃいました。。
さっき「俳優の名演に支えられた」と書いたのは、スリルや緊張感をあおる手法が、一つしかないので、ともすれば飽きてしまう展開だからです。

サスペンスではないので、ネタがすべて視聴者にバレてる。
色んなヒミツがあって、それを知っている人と知らない人がいる。それがいつバレるか。

という緊張感だけです。

更に音楽が全体を通しても緊張感をあおる音楽2種類しか使われていない。
視聴者の登場人物への感情移入を促すのに大事な挿入歌。これがほぼ使われていない。

この悪条件の中、これだけの緊張感を保てたのは、俳優の演技力です。


なんかうまく説明できないなーと思ってたら、分析してくれてる記事を見つけました。



「赤道の男」の世界は三角形である。すべての人物が関わりを持っているキム・ギョンピル(イ・デヨン)殺害事件をはじめとし、恋愛関係や人間関係に至るまで、すべてがそれぞれ三人ずつ絡み合っている。15年前の罪が明るみに出るのを恐れる父親にジャンイル(イ・ジュニョク)は、この戦いはソヌ(オム・テウン)とノシク(キム・ヨンチョル)の戦いではなく、「ソヌと僕、僕と会長(ノシク)」の戦いだと話している。こうした最も大きな三角形を真ん中に囲んで、親の代から続いた憎悪と愛情の繋がりはソヌとノシク、そしてムン・テジュ(チョン・ホビン)の関係としてもうひとつの三角形を成している。スミの作業場でジャンイルとソヌが出会った時、スミは彼らが織り成す三角形を作る場所にしっかりと立っていた。スミはジャンイルがソヌを殺そうとした事実を知っているし、ソヌがすべてを記憶しているという事実も知っている。しかしジャンイルやソヌはスミの持つ秘密の一部しか知らない。

元記事: Kstyle 「赤道の男」 vs 「赤道の男」本番はこれからだ

そうか!「三角形」のヒミツの共有。その均衡がいつ崩れるか。。。そういうことですね。
その辺りの脚本はよく練られてたと思いました。

リンクした記事はなかなか手厳しい評価もありますが、私は楽しめました。
18話までは。

19話、20話辺りは展開が荒くなってしまった感が否めない。
BS放送版だったので、カットされていたせいかもしれないので、なんとも言えませんが。。

ただ、本放送は撮影、編集が間に合わず、19話はラスト10分位は画面がブラックアウトして放送事故となってしまったそうです。余裕のないスケジュールのせいで、編集がままならなかったのかもしれません。

元記事: 『赤道の男』、放送事故にもかかわらず水木ドラマ1位


最終話の20話、詰め込み過ぎですwww

ジャンイルが海に落ちた後、ジャンイルの消息はなんもないんかい!!
かわいそ過ぎます
ジャンイルは親のせいで親友を裏切り、じわじわ迫る復讐の手に青い顔して怯え続け精神まで病んだのに・・・ジョンボリです。葬式くらい出してやって欲しかった。

恋バナも急浮上。親のせいで一緒にはなれない、というあたりの葛藤をもう少し見たかったのですが、尺が足りませんでしたね。終盤ジウォンの影が薄くなってしまったので、何か急なハッピーエンドな感じでしっくりきませんでした。
ハッピーエンドは嬉しかったですが、ポカーンです。