わずか数カ月の努力でいい結果が残せるとしたら、スポーツとして欠陥があるか、よっぽどレベルの低いトーナメントなのは間違いない。


プロ総合格闘技でもあんなに危険なルールでやってない。

若林太郎が見たら絶句するに違いない。


無差別級トーナメントに批判的な高島学がfight&lifeにディス満載のコラムを書くはず。

山下清が放浪の旅に出るに至った経緯。

ラストに「野に咲く花のように」が流れれば傑作だった。


去年の夏、旅先での話。


とある島の人間が言った。

「この島にはシャーマン的な人がいるんですよ。本土ではアレな人扱いされるんでしょうけど、この島では神の使いとされてるんです。」


つまり、実生が目指すべきは奄美大島であり、それこそ、この作品で言われるところのアイランド=パラダイスなのだ。


DVD。


学校さぼったり。女に振られたり。コカインをやったり。車の中でファックしたり。銃撃されたり。

世の中にツバを吐きながらヤンチャに生きるエミリオ・エステヴェスが空を飛んで「ニコッ」。


これがクソガキイズムでしょ。


アレックス・コックスはわかってる。

イランのカウンターカルチャーとしてのポップ・ミュージックの見本市。


ペルシャ語ヒップホップがかっこいい。サイファーシーンもあり。


しかし、一番良かったのが、伝統楽器を演奏する二人組の女性ユニットなのだった…。

したまちコメディ映画祭にて。


久しぶりに幸せな気分になれる映画だった。


ポップな曲に合わせてアクションするヒット・ガール。マジかっこいい。

アクションシーンの音楽とのシンクロ具合がヤバすぎる。


気のきいた小道具。

複線の回収のみごとさ。

面白かったな。

少年翔とお手伝いハルは完全にディスコミュニケーションしてる。

金持と底辺労働者はやはり解り合えないのだ。


中盤に流れる女性ウィスパーヴォイスの曲で盛り上がる。

感情的な表現がなくても、激しい動きがなくても、観客の心をとらえることはできる。


演出を入れない。

編集のテクニックを使わない。

ペドロ・コスタはそこにカメラを置くだけ。


おもむろに弾かれるギターのリフレイン。

ペットボトルのパーカッション。

壁にもたれ掛かり口ずさみ出す女。

何気なくセッションが始まる。


目が釘付けになる。

DVD。

オープニング。

一人の男が左手から現われて画面を横切っていく。

大通りに差し掛かったところで背中を向けて奥へ歩いていく。

「DUSTIN HOFFMAN」「JON VOIGHT」と文字が出てタイトル「MIDNIGHT COWBOY」。


音楽はHarry Nilsson - Everybody's Talkin'の小気味いいギターのフレーズに乗せて。

これから映画が始まるんだな!っていうワクワク感が尋常じゃない。

http://bit.ly/Abec5


こういう男娼みたいな職業というのは女で食えなくなると男とオーラルセックスをするというのが定番なのでしょうか。

「ブギー・ナイツ」でもやってたけど、この映画がルーツなのだろうか。

DVD。

効果音。サウンドデザイン。背景音。音楽。

我々はこの映画を見ている間、作品に使われている音に注意を払わざるをえない。

宮崎あおいが目隠しをされてノイズの海に放される時、我々の中にもその音像が浮かびあがってくるのだ。

中原昌也が出演しているということだけでも見る価値がある。

肝心の演技は肩の力が抜けていて素晴らしい。絶妙な配役。彼の演技をもっともっと見たい。

「死ね!」