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一般的に「○○家」という屋号の店を「家系」と称すが
元々は、新杉田で営業していた「吉村家」で修業し独立した弟子、
またその独立した店主から独立した弟子の店を総じて「家系」と呼ぶ。
その中でも吉村家から直接独立した店舗が「直系」とされている。
家系ラーメン Wiki→ コチラ
北海道で直系の流れを汲んだお店は、「近藤家」元本店長の宮崎氏が営業する「ザキミ家」(現在療養休業中)が旭川にある。
ちなみに 札幌にある「銀家」「家家家」は家系では孫店、曽孫店と言われる部類のようだ。
この吉村家は 新杉田時代に1度、移転後のコチラには2014年に訪問している。
この日は横浜駅YCATで羽田空港に向かう前に訪問。
店には14時頃に到着。
この時間ならもう余裕で入れるしょと思うと
外に並べられた待合ベンチまでが満席…。
コチラはまず店内の券売機で食券購入してから外のベンチに座るのが入店時のルール。
12人ずつのロットで客席が入れ替え。
最後尾からのスタートだったが思いのほか回転が良く2順目で入店。
着席した席は、なんと4年前に実食した時と全く同じ席…
カウンター内には、白鉢巻、白シャツ、白パンという、
お決まりのユニフォーム姿のお弟子さんが複数名。
この日は「件の統将」は居ないようだが麺上げしてる短髪の方は
かなり古くからコチラで働いてる方だ。
プラスチックの券を着席後にカウンターに載せ
スタッフの方から尋ねられたら好みをコールする。
隣にバリカタオーダーの客が居て 我々より遅く来たが ゆで時間が短い為1番に提供。
わずかに遅れてコチラも提供。
・ラーメン ¥650 (カタメ・オオメ)
・味玉 ¥50
ゴールド文字の店名が入った黒の丼が登場。
大判海苔3枚にホウレンソウが特徴の家系テッパンルックス。
前回以上にこの日のかえしもなかなかの醤油の強さ。
大凡これを想定し今回は甘みのある鶏油をオオメでオーダー。
黒の丼内で黄金に光る鶏油は美しささえも感じる。
乳化されたスープは程々の濃度だが、増量された鶏油でなかなかのパンチ力。
カタメコールした麺は「酒井製麺製」特注。
ちょい太めで鶏油、スープそれぞれとの絡みも非常に良い。
コチラ家系本家の特徴であるチャーシューはスモーキーでしっとりジューシー。
半熟の味玉もなかなかに美味い。
家系ラーメン店はたくさん在れど、やっぱ さすがは創業店、オンリーワンな一杯だ。
席を立つと この日もフルーツが置いてあり「ご自由にお持ち帰りください」と書いてあった・・。
4年前とほぼ変わらぬ凄まじい動員力。
やっぱ人気店は平日だろうが何時だろうが関係無く人が入ってくる、ほんとスゴイ。。。
家系総本山 吉村家
神奈川県横浜市中区南幸2-12-6ストークミキ 1F 045-322-9988
11:00~24:30(月~土) 11:00~23:30(日祝) 無休