ずっとずっと、「本当に好き!」なものが欲しかった。
1日中それのことを考えていられて、
それのためなら何もかも差し出せる!みたいなものが欲しかった。
そういうものじゃなきゃ、
「私、これが好きなんです!」と、堂々と言ってはいけないような気がしてた。
『マツコの知らない世界』に出てくるような人たちを、ずっと羨ましいと思ってた。
の、だけど。
それをやめることにしました
すごーーーく大きな「好きーーー😆✨」を探し求めるのではなく、
身近な「好き✨」を「好きと言ってしまう」ことにしてみました。
たとえば、
1ヶ月くらい食べないこともあるけど、あんこが好き。
手の込んだものは嫌だし上手なわけでもないけど、料理が好き。
炊飯器でお米を炊くのが一番テンション上がる料理(笑)
絶対に枯らすし、自分では買いもしないけど、花が好き。
面倒はみたくないけど、犬も猫も好き。
なんなら爬虫類も好き。
魚も好き。 岐阜の淡水魚水族館行きたいなぁ…😗
コーヒーも好き。
カフェも好き。
レトロ建築も好き。
ノートも好き。手帳も好き。文具も好き。
漫画もアニメもドラマも本も好き。
食器も好き。
服も好き。
全然着ないけど、着物も好き。
星空も好き。プラネタリウム好き。
などなど…
どれもこれも、マニアと呼べるほど詳しくもないし、
もしかしたら人並み(?)程度にも知らないかもしれないけど、
心が動くことに変わりはない。
そんなことを考えていたら、気付いたんです。
私の周りは既に、「本当に好きなもの」で溢れていたことに。
たとえば今朝だって、
好きな服を着て、お気に入りのピアスを着けて、
好きなコーヒーをお気に入りのカップで飲んで、
見るたびにキレイだなーと思うコースターに乗せて、
食べてみたかったお菓子をつまみながら、
好きなノートにお気に入りのペンで落書きして、
赤色で書くの好きだなぁ♡って感じたりしていたのだけど、
それ、全部好きなものばかりやん?
しかも、嘘ついて好きなわけじゃないんだから、本当に好きっていうことやん?
みたいなね。
「本当に好きなもの」なんて、あえて探さなくても既に身の回りにあったんですよね。
しかも、
私が追い求めていた「本当に好きなもの」とは、つまりは心を鷲掴みにされるような衝動を伴うもののことだったけど、
そういうものも、その時その時にちゃんと存在してきたことにも気が付いた。
そのうち飽きたり慣れたりして消えていったから認めなかっただけで、
(お金に繋がらなさそうだから認めなかったこともあるけど(笑))
れっきとした「本当に好きなもの」たちだった。
それに、心を鷲掴みにされるような衝動なんて無くても、ずっと好きなものはあって、
そういうもののほうが、長く幸福感をもたらしてくれている。
なんかもう…
本当に、なーーーんだぁーーー😂って感じです。