諦めて叶えたシリーズの2つ目。
それは、夫との関係です。
私たち夫婦は、結婚してからとても険悪な時期がありました。
理由は簡単に言うと、「夫婦とはこうあるべき」「家族とはこうあるべき」という私の枠に、夫が反発したことでした。
夫とは、家庭を大切にするべき。
仕事が終わったらすぐに帰ってきて、休みの日には一緒に出掛けたりするべき。
家事も半分やるべき。(だって私も働いている)
記念日は、一緒に祝うべき。
私がすることには感謝をするべき。
等々等々…
今思えばガッチガチになっていて、そりゃあ夫も辛かっただろうな。
でも、私も辛かった。
面倒くさいものを見る目で見られることも、
帰ってこない&休みの日も出掛けてしまって家にいてくれないことも、
食事を5分で済ませたらすぐに自室にこもってしまうことも、
話しかけても無視されることも、
そんな中、夫の両親との付き合いはしなければならないことも、
泣くほど辛かった!!
でも、どうしても、離婚だけはしたくなかったのです。
夫のことが好きだったというのもあるし、実家に帰りたくないというのもある。
少ない稼ぎで生きていける気がしなかったというのもある。
離婚したら死ぬ!くらいの勢いでした。
だから、益々私は、夫の顔色をうかがってオロオロするようになりました。
そしてそんな私を、夫は前にも増して嫌っていったのです。
何とかするために、コーチングを習ったり心の学びをしたりしたのですが
詰まるところ、私がやったのは、
夫に好かれようとするのを諦め、
離婚になっても仕方がないと諦めたこと。
夫は、私の思いどおりにはならないのだと諦めたこと。
「模範的な家族」を諦めたこと。
そして、自分の本当の気持ちを伝えたり、行動したり、自分に集中することでした。
今現在、私と夫は自他共に認める仲良し夫婦となっています。
夫は意味もなく抱きついてくるようになり、
「結婚はいいよ」と人にすすめるように。
言葉にはしないけれど、愛されていることが態度から伝わってきます。
私も、夫の顔色をうかがうことはほぼ無くなり、
「ムカつく」「イヤ」とかもしれっと伝えられるようになりました。
一緒に居てくれてありがとうと思えるようになった✨
夫に好かれよう、絶対離婚したくない!という気持ちは私の依存心の現れで、
そんな自分を持たず、ただ嫌われないようにとオロオロオドオドしている私を、余計に夫は嫌ったんですよね。
本当、嫌われるべくして嫌われていた
だから、私が一番諦めたのは、人に幸せにしてもらおうとすることだったのかも知れません。
あともうひとつ、諦めて叶えたことがあるので、③に続きます。