ハワイの月夜は・・・
Aloha~♪ 今日もAnneのブログへようこそ。いつもありがとうございます![]()
週末にパールハーバーのお話を書いたところ、たくさんのぺタを頂きました。
ちょっとシリアスな話過ぎて、皆さんに敬遠されてしまうかと思っていたのですが、平和についてや、ハワイのまた別の歴史をひとりでも多くの方に感じて頂けたのなら、とっても嬉しく思います。
さて、今日はまたいつものペースで綴りますね。
ハワイの歴史や文化を知るために、毎回訪れるAnneお気に入りの場所が、ビショップミュージアム。
ご存じのようにハワイ最大の博物館ですが、この日は展示メインではなく、夜のツアーに参加することができました。
毎月二回行っている『The Sky Tonight』という催し物で、ハワイ天文学会副会長のBarry Peckam氏を招いて、その夜のハワイの天体をプラネタリウムで解説してもらい、その後、二階にあるObservatory観測所で星空を観測するという実体験型の催しものです。
夜のツアーなので、二歳児のMIJAを連れて行くのは無理だとあきらめていたのですが、SEANのスクールで一緒だったAちゃんのママが
『一緒に行きませんか~?MIJAちゃんがぐずったら、SEANくんを見ててあげますから。』
と誘って下さったので、ありがたく一緒に行くことに![]()
母ひとり子ふたりの滞在にも関わらず、要所要所でたくさんの人に助けて頂いて、本当に感謝です![]()
夜6時に待ち合わせたのですが、何と夕方からまたしても雨
が降り出し、会場のビショップに到着する頃には本降りになっていました。
ほんとによく雨に見舞われる私たちです。
『これじゃ、天体観測は無理だね~。』とちょっと皆でがっかり(ノ_-。)
まだ新しい催し物なので知名度が無いのか、お天気が悪いからか、プラネタリウムには空席もちらほら。
日本人は私たちとあと一家族のみの参加。もちろん、解説は全て英語ですが、子供向けのプログラムでもあるので、Barryさんの解説はとても分かり易かったです。
Aちゃんのママと私が一番興味があったのは、日本で見る星座とハワイで見られる星座とどう違うかというところでした。
北斗七星やこと座のベガなど、明るい星の位置が日本から見る時とどう違うかが分かれば、何となく夜空を眺めていても、楽しめると思ったのです。
ポインターをつかって、星座の説明が始まります。
今は北極星が一番北に位置した状態で、その下にはくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイルが見えるのだそうです。いわゆる夏の大三角形で、日本でも同じように見られますよね。
その周りにMilky Way天の川。手に取れそうなくらい間近で光輝く星たちです。
Barryはアメリカ天文学会の会員でもあるので、その年に発表された新しい星の話や、ブラックホールの最新研究の話など、ちょっと脱線したお話がとっても面白かったです。天文学は奥が深いですね。
プラネタリウム上映後は二階に上がって、実際に天体観測をするのですが、あいにくの雨。
『We can't expect good star vision tonight. But, anyway, let's go up and see how it comes.』
たぶん星は見れないけど、ともかく上に上がって、様子を見てみよう。という言葉で二階へ。
すると、驚くほど巨大な望遠鏡が空に向かって伸びています。
『No. We can't see many stars except the moon.』
星はほとんどダメだけど、アルタイルと月なら見られるよ。
生まれて初めて本格的な望遠鏡で見る月面の表面に子供たちは大興奮!![]()
クレーターの痕跡も、その影もしっかり見ることができ、何とも幻想的な光景です。
『日本ではウサギが見えるけど、ここではカニが見える~』SEANがつぶやきました。
質問のコーナーになったので、
『Where are the footprints of Captain Niel Armstrong?』
月面着陸した二ールアームストロング船長の足跡はどこですか?とBarryに冗談をふってみました。
ちょうど今年はアメリカの月面着陸成功から40周年。あの月面着陸以来、一度も月面に降り立っていない人類。
アメリカ内外からは、あの月面着陸も実はヤラセではないかという陰謀説まで出ている時期でした。
すると、爆笑しながらも、とっても真面目に
『You need even 100 times bigger telescope than this to see the footprints, but in the current technology, you can't.』
これよりも100倍も大きい望遠鏡でないとね。でも、今のテクノロジーじゃ無理だな。
とっても生真面目なお人柄のBarryさんでした~。(*^▽^*)
ちなみに、アポロの月面着陸を同時通訳していたのは、私がまだ駆け出しの通訳だった頃に指導して下さった恩師、故・西山 千 先生です。
NHKの同時通訳の草分け的存在だった千先生は、授業中にこんな話をしてくれました。
『アームストロング船長のコメントを同時に訳している時、ザーっとひどい砂嵐のような音がして、コメントがかき消されてしまった。コメントの一部 this・・・ a leap だけは聞こえたので、直感で、この一歩は小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍の第一歩だ。
というような内容で、ひや汗をかきながら訳したんです。
後でアメリカで録画されたビデオを見て、その部分を聞いてみたら、まったく同じことを船長が言っていたので、ホッと肩をなでおろしましたよ。』(笑)
偉大なる通訳者の直感で訳した文章が、その後の名言として歴史に残ったなんて皮肉ですね。(-^□^-)
先生も天国でこの月をご覧になっているのかなァ、そんなことを考えながら、ハワイの夜は優しく過ぎて行きました。
Mahalo~![]()

