私は24歳で結婚した。
バブルはとうにはじけ終わっていたけれど、会社はなぜかまだまだ浮かれていた。
お花見弁当が配られたり、土用の丑の日には鰻も配られた。
当然仕事納めにはそばセットも配られた。毎月、会社主催の食事会があり、お店は女性社員が決めていいので とにかく
トレンディな店を予約しまくり、社長の肝をいつも冷やしていた。アットホームであり、トレンディな会社だった。
夫の転勤
ものスゴい山奥へ5年間の転勤が決まった。遠距離恋愛も考えたけど、結婚してついて行くことに。
スーパー(小売店?)が2軒あったが、1つは店長が強盗にあい閉店した。
もう1店舗は夜7時までしか空いていないし、店員のお喋りが凄くて苦手だった。
ほかほか弁当屋もあったが、店員たちが金をくすねていて事件になり潰れた…🤔💭
ホームセンターもない。歯医者もない。
もちろん映画館もボーリング場もない。
肉は肉屋、魚は魚屋、金物は金物屋で買うという生活が始まった。
ネットも普及していなかったので、お取り寄せ文化もない。毎日毎日、ご飯を作って夫を送り出し 冬は雪かきをして暮らした。
一見辛そうに聞こえるけれど、平日の昼間はひとりでスキー場へ行きのびのびスノボをしていた。
夏は解禁前の川で知らないおじさんと鮎を釣ったりしていた。
よく分からない生活である。
子供って当たり前に出来ると思っていた
私たち以外でも、この土地へ転勤で来る若夫婦が数組いた。
奥様たちとも仲良くなったが、皆すぐに妊婦さんになった。私は運転手役となり、山を降りる時は彼女たちを乗せて町まで買い出しに行った。
でも、出産してからはなぜか声が掛からなくなった。赤ちゃんや子供向けのお店も無かったし、里帰りしている人も多かった。
不妊治療を始めようとしたけれど、普通の病院すらないので何をどうしたらいいか分からなかった。
親が病気で倒れ、実家を行き来したりなどもあり忙しかった事もある。
それに、本当に子供が欲しいかどうかもよく分からなかった。
ぽつーん。
というより、ぽかーん。
としていた。
あれ、終わらない…🙄
とりあえず、今日食べたチーズケーキ。
お酒を全く飲まなくなると、毎日甘いものを食べている。こわー
