60のゆりかご 〜アイヌの子守唄〜
素敵な子守唄を見つけました。
アイヌに伝わる子守唄です。
「命をつくる神」という不思議な神が登場し、
これからうまれてくる赤ん坊の泣き声が空から降ってくると、
人々は眠りにつく
という、幻想的な子守唄です。
★★★★★★★★★★
アイヌの子守唄
「60のゆりかご」
なにを泣いているの
この話が聞きたくて泣いているのなら
言って聞かせましょう
それはね
雲の空を通りぬけて
星の空を通りぬけて
その向こうの本当の空を通りぬけて
きれいな小川が流れる景色がずうっと広がって
川を登れば
かたほうには
銀の柏の林、銀のヨモギの原、銀の石があるのです
かたほうには
金のナラの林、金のヨモギの原、金の石があるのです
あたり一面がピカピカと光っていて
川をさかのぼってもっとずうっと登っていくと
金の家、大きな家がたっている
家のかたほうには
荒れた空の絵が書かれていて
家のかたほうには
晴れた空の絵が書かれていて
その家に 命をつくる神様が
60のゆりかごを上座につるし
60のゆりかごを下座につるし
上座の方に振り向いては60のゆりかごをいっせいにゆらす
下座の方に振り向いては60のゆりかごをいっせいにゆらす
そうするとその赤ちゃん達が泣く声が
この世界に
世界の上に降ってきて
そこから生まれるのが
ねむりというのです
あなたはそれを聞きたくて泣いているのだから
私が聞かせてあげるのですよ
ユーチューブ聞いてみてね。
https://youtu.be/Un05KNjlUaQ