一番のお気に入りだった喫茶店。
何の予告もなく、
突然つぶれちゃったの。
古ぼけた絵とか
アンティークな間接照明とか
必要最低限しか笑わない店員さんとか鮭がおいしいBランチとか。
お手紙が届いたときは
なんだか特別な場所で読みたくて
いつもここでコーヒー飲みながら、
封を開いた。
ハートの折り紙がたくさん入った手紙を
涙ぽろぽろしながら読んで、
お返しに、
[空色レター]
っていう曲を書いたのも、
このお店だったな。
ありがとうを言うまえに
いなくなっちゃうんだね。
いつも同じ席でだれより長くコーヒーのんでたから、
覚えてくれてたかなあ。
さようなら
と
ありがとう
は
いつも一緒にくるんだね。