最近感じたこと:心の病の難しさ「自分自身は健康だと強い気持ちが必要」しかし「他人からは病人扱い」 | 葬儀相談・葬儀専門家 生前葬儀アドバイザーの葬儀・終活相談所

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自分も陥ったことがありますが、心の病の回復は本当に難しい。

少し前までは心の病という言葉はなく、気力が無くなる人は「気合い」や「根性が足りない」と言われていた時代がありました。

 

しかし時代は変わり「うつ病」「適応障害」などの言葉が生まれ、苦しんでいる人も数多くいます。

 

一方、心の病と診断された方の中で、休職中などの過ごし方を間違えてしまい、余計に迷走をされる方や他人から反感を買う人も見てきました。

 

私の知り合いは現在の私を見て心の病と無縁と感じる人が多いのかもしれません。

しかし、私自身もコロナ禍の中、私自身も適応障害と診断されたことがあり、実際に診断書までもらってしまったことがあります。

 

そこで感じたことは「心の病は治すことがケガ以上に完治が難しい」ということであり、完治したかどうかは「本人でなければわからない」という曖昧なものでした。

 

【実際の自身で体験した持論であること、ご了承ください】

 

 

 ケガは傷が治れば完治。しかし心の病は?

 

まず心の病のやっかいなところは「何を持って治った」と判断されるのかということです。
 
怪我は当然、傷などが治れば完治ということになりわかりやすいのですが、心の病はそうはいかない。
また、他人からは「元気に見える」こともやっかいな部分であり、結局自分自身で判断をしなければなりません。
 
また診療科からは「無理せず」などの優しい言葉を多く掛けてもらえます。実際に心の病に休養は必要だと私も思います。しかし、
 
  • こんなに休んでまた職場復帰できるのか?職場に行きづらい
  • 休んでいる間の生活費はどうする?
  • そもそもこの仕事が自分自身に合っているのか?成長できるのか?
休職期間中はこのようなことしか考えませんでした。その結果、不安だけが膨れ上がり診療科の先生の「無理せず」は全く耳に入りませんでした。
 
結局先生は、病院に通い続ける間治療費が嵩むため、私が復活しようがそうでなかろうが関係ないことに気がついてしまいました。
 

 

 心の病で「本当に」ゆっくり休める方はごく一部

 

実家や同居人がおり学校や職場で心の病になった場合は、生活費に悩むことは少ないかもしれません。
しかし、一人暮らしで休職となってしまった場合、福利厚生がしっかりした企業なら問題ないかもしれませんが働いていない以上、基本給料はありません。
 
有給なども利用すれば多少はなんとかなるかもしれませんが、それは本当に一時凌げるかどうかです。
 
すぐに行動を起こさなければ生活が破綻することが見えている以上、心の病があろうがなかろうが「どんな状況になっても働かなければならない」と私は当時悟りました。
 

 

 心の病の改善法:自分は元気であると暗示(自己暗示)をかける

 

私は心の病「適応障害」と診断されても、何も良いことはありませんでした。
休んでいる時間もない。
診断証の費用や薬代が掛かるだけ…
 
そこで自分が行なったことは「病気あると思わないこと」でした。
すぐに復活できると暗示を掛け続け、人に会うこと、仕事に直結する活動を起こすことで、私は結果として次の社会人としての世界をを自身で進むことができました。
 
空元気の部分も多かったと思いますが、「自己暗示」という気持ちを強く持つことの重要性を改めて知ることができました。
 

 

 休職期間中は「SNSの発信は控えないと」損をする

 

適応障害の経験から、心の病に陥っている方のお話を何度も聞く機会があり、実際に悩みに答えていた時期がありました。
しかし、心の病になってしまった方で「悩ましい行動」を起こす人も残念ながらいます。
 
心の病に気分転換や休憩が必要なのは、私も同感です。実際に買い物や遊びにだって行ってもいい。
 
しかし、中にはInstagramやxr(旧Twitter)などの「SNS」で休職期間中にどこかに遊びに行ったと発信する人がいます。
重症な方は「海外旅行に行ったことをSNSで発信する人」もいます。
 
休職中の人は本当に心の病だと思います。苦しんでいたと思います。
 
しかし…SNSの遊んでいる様子は発信は禁物です。
 
職場の人が仮にその投稿を見てしまった場合「あなたは元気で会社を休んでいる」としか見られません。
 
本当に気持ちが沈んでおり、気分転換を行う心の病を治すためといっても、心の底では家族・夫婦・恋人でもない限り、他人は信用してくれません。
 

 

 職場に「自身がどう見られるのか」を考える重要性

 

ある日あなたの同僚が心の病から休職となり、その人の仕事が自身の担当となり、SNSなどで休職している同僚がとても楽しそうな遊んでいる様子を見た時どう思うでしょうか。
 
色々考えがあると思いますが、その様子をよく思う人の方が少ないでしょう。
 
まして職場復帰を考えている人は特に注意です。
たとえ他部署に転属になったとしても「休職中に遊んでいた人」のイメージは簡単に拭えません。
 

 

自身の行動は本当に
「自分らしく生きているのか」
それとも
「自分勝手に生きているだけなのか」

 

 
休職中の行動は冷静に考える必要があると私は思います。