皆さんの近くに「お葬式の仕事に従事」している方は、いらっしゃいますでしょうか?
お葬式の仕事をしていると、昔は偏見の目で見られることが多かったそうです。
特に平成の初めのころまでは、そのような見られ方をされることも多かったようで、人の「死」を扱う仕事ということで色々な見られ方があったようです。
僕が葬儀業界に入った頃は、このような考えはもうなかった時代でしたので、時代に助けられたのかもしれません。
葬儀の仕事は「本当に優しい人にしかできない」
僕は葬儀の仕事は「本当に優しい人しかできない仕事」であると思っています。
人が身内の不幸で悲しんでいる時に「第三者の立場として、無事にお葬式を終えるよう尽力を尽くす」
人の不幸ごとの立ち会いに慣れるようなことはありません。精神的にも辛い仕事であるとも言われます。
そして、体力的にも24時間365日の仕事、夜勤の業務もある仕事です。
よく精神的、体力的にも厳しい仕事であると言われます。
昔は給与体系がおかしい業種だったため、多くの給与を貰っていた人たちも居たようです。
しかも、給与とは別に「心づけ」も多く貰っていた葬儀社もあったようです。
ちなみに、お金目的で葬儀の仕事に就いていた人は「もう葬儀業界を辞めています」
いつまでも何でも許される時代が続くわけがありません。
人は働く理由が「お金だけ」では、長続きしないのです。
確かにお葬式の仕事は「流れ作業で行うような仕事」と比べると大変かもしれません。
相手の気持を汲み取ることが必須な職業であり、それが必ず人の助けになるやりがいのある仕事です。
人と人との最後のお別れの場を通じて、人として成長ができる場が「お葬式の仕事」であると、僕は思います。