新年を迎えた際に、悩んでしまうのが「自分自身が喪中にあたる」場合、どうすれば良いのか?という悩みです。
今年も大切な方を前年に亡くされ、今年が喪中という方もいらっしゃると思います。
その場合の新年の挨拶はどのようにすれば良いのでしょうか?
自分自身が喪中の場合
年末に入る前でしたら「喪中はがき」を事前に相手方に出すことで、喪中であることを知らせることが出来ます。
しかし、本当の年末(12月中旬以降)に身内が亡くなられた場合、喪中はがきで知らせることは間に合いません。
その場合は、「寒中見舞い」として、松の内である1月7日〜立春を迎える2月4日までに相手方に送り伝えるものとされています。
特に年賀状を送り返すということは行いません。
書面としてのマナーとしては上記で問題はありません。
相手方に喪中であると知られていない場合
おそらく悩まれる方はこのケースの場合がほとんどであり、特に会社関係、取引先などに対してはどのようにすれば良いのでしょうか?
その場合、相手方に自身が喪中であることをお知らせし、「本年もよろしくお願いいたします」とお伝えすれば大丈夫です。
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※近年はプライベートの観点から、あえて相手方に自分自身が喪中であることを知らせないというケースもあります。
状況を伝えることが出来る相手であればお伝えし、取引先などに気を遣わせたくないという考えであれば、あえて喪中であることを伝えないという選択をされる方もいらっしゃいます。
新年の挨拶は三が日〜1月中旬・下旬までは行うことが多いと思います。厳格なマナーはありませんが、お世話になっている方々にはしっかりと挨拶をされた方が良いでしょう。