今回の新型コロナウイルスによる影響は「在宅でできる仕事は在宅で」という考えが定着するきっかけにはなったと思います。
しかし、従来のような企業貢献・アピールができなくなるという、従業員側の力が試される自体になったことに気がついている人は、果たしてどれほどいらっしゃるのでしょうか?
東京と地方の人材競争
リモートワークができ、同じ能力の方がいるのであれば、東京近郊の高めの人件費で人を採用をしなくてもよくなることを意味します。
ただ、在宅で通勤しなくても家で仕事ができると考えている人は、そもそも今後仕事を与えられるのか、ということを真剣に考えなければなりません。
あなただけができる付加価値を真剣に考えなければ、別の地方の同じ能力の方に「仕事が奪われる可能性」は否定できません。
企業にとっては人件費の高い首都圏より、地方で頑張ってくれる人の方が経費を抑えることができるため、同じ能力であればそちらを選択します。
他の人とあなたはなにが違うのか?
本当に怖いことなのですが、他者と何が違うのかをアピールできなければ、その人を雇用する意味がなくなってしまいます。
自分の価値をしっかりと伝えきらなければ、雇用され続けることは不可能です。
しかもそれをリモートワークだけで行うということは、完全に成果物でしか判断されません。
リモートワークが行える仕事のアフターコロナは、本格的に人柄、一生懸命さなどの気持ちの問題は考慮されないという、一番シビアな仕事の在り方が待っているのではないでしょうか?