病院食のこと | しがらみいやん

しがらみいやん

浸潤型乳頭腺管がん ステージ1・ホルモン+ Her2- Ki67 5%
多発型のため、全摘。広背筋皮弁法で同時再建。

病院食について思い出した事があったので書きます。

私が入院していた西新宿の背の高い大学病院は、非常に食事の評判が悪かった。

中村うさぎが文句言ってた、という噂も。。

で、いざ食べてみると、色んな謎味の食事が出てきて非常に参ったのです。

健康にはいいと思う。薄味、脂肪分低め、バランスはまぁいいのでしょう。炭水化物多めでしたけど。

しかしな。本当に謎味。
魚とか、どこの深海魚だろう、みたいなのが、甘いのか辛いのか酸っぱいのかわからない味で出てくる。
野菜も、一週間前のレタスときゅうりとコーンが甘いのか辛いのか酸っぱいのかわからない味で出てくる。
おつゆはあったりなかったり。

朝はパン、マーガリン、ヨーグルト+謎味のサラダ。

手術後4日めか5日めの朝、私は上のメニューの食事を見た瞬間、「もう嫌だ!」と心の中で叫んで、地下にあるコンビニに駆けていった。
いや、実際にはドレーン三個を点滴棒にぶら下げていたので駆けるわけにはいかず、よろよろとエレベータに乗って行ったんですけど。

食事には毎回、私の名前、メニューのカロリーが書いた紙がトレーに乗っかってて、何か意見があれば、書いて下さい、的な事が書いてありました。

実際書く人がいたのかどうかわからんが、コレで良しと思われたら適わん、と、意見を書くことにしました。

毎食毎食、「サラダが謎味だった」とか「魚が謎味だった」とか、まー普通に食べれたものは「美味しかった」とメニュー名指しで。

するとどうだろう。

メキメキとメニューの味が上がっていったではないか。

っていうか、アンケート書いた翌日ぐらいに、栄養士さんがすっ飛んで来ました。

で、「脂分が少ない、とか、味が薄い、とかは特にいいんだけれど、とにかく謎の味(甘いか辛いか酸っぱいかよくわからん)が多くて食べれない。もっとシンプルな味付けでいいのではないだろうか」ということを言った。

そして、メキメキと改善。

美味しかった時は、美味しかった、とお礼を言うことももちろん忘れず。

仕事って、やっぱり反応があったほうがやりがいあるもんね。

私が退院する直前とかは、おいしいビビンバ丼とかが出てきて、栄養士さんは「自信作だったけど、どうだった?」と意見を聞きに来てくれました。
もちろん美味しかった!とニッコリ答えました。

入院して回復してくると、食べることぐらいしか楽しみないので
この先も頑張ってほしいなーって思います。

もし、今後入院してまずい食事だったら、アンケートで指摘してみてはどうでしょう。
おすすめですw

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