薬の副作用 | しがらみいやん

しがらみいやん

浸潤型乳頭腺管がん ステージ1・ホルモン+ Her2- Ki67 5%
多発型のため、全摘。広背筋皮弁法で同時再建。

さて、アリミデックスを飲み始めてから2ヶ月半ぐらい経過しましたが、副作用はどうか、といいますと、私の場合、関節痛がやっぱり中々のものです。

だーーーいぶ痛いですねー。
心身ともにおばあちゃんみたいになってます。
手の方はボール握ったりすると割とラクになるんですが、足も痛いので、歩くのがツライ時も。

後、ホットフラッシュ。

カーっと頭から顔(上半身?)が熱くなって、バーっと汗かきます。
そして収まったら今度は冷房で寒くなる、という。
難儀です。

最初は、気持ちの方も不安定になったのですが、そっちの方は8月の診察時に出してもらった漢方薬(女神散)が効いているようで、今は安定してます。

気になるのはそんな所かな。

今のとこ生理も来てないですし、順調なのかな。

なんていうですかね。
なんか、世間的な今の流行りでは、「女性は死ぬまで女性!ホルモン出して出して、死ぬまで美しく!」みたいな風潮があるじゃないですか。

それやってると、私の場合ダメなんだよなーって。
ホルモン感受性が高い乳がんの場合は、治療といえば「女性ホルモンを止める」事になるんです。

閉経前だと、女性ホルモンは卵巣から出てるので(スゴいざっくりしてます。スンマセン。詳しくはググってください)、それを止める薬を飲みます。

閉経後だと、女性ホルモン出てない、と思うでしょー?
違うんですよー。なんか、脂肪を女性ホルモンに変える「アロマターゼ」という酵素だかなんだかが出るようになるんですわ。
卵巣の動くが悪くなる⇒女性ホルモン減少⇒更年期障害⇒アロマターゼが出るようになる⇒更年期抜ける、みたいな流れなのかなーって思ってます。(正しいかどうかはわからないです)
なので、その女性ホルモン変換の役目をするアロマターゼを阻害する薬を飲みます。

もう、女性ホルモン出ないようにして、もしかして全身に散らばってるかもしれない(浸潤してたら、微細ながん細胞が全身に既に散らばってるかも、と考えるのが普通らしいです)がん細胞を潰していく(女性ホルモンはがん細胞の餌なので)で、再発を防ぐ、ということなんですね。

女性ホルモンの感受性が低いタイプのがんで、Her2が高ければ、ハーセプチンという薬がよく効く(これがないときは、Her2が高かったら予後はあんまりよくなかったみたいです)ので、それをやる。

みたいに、ステージだけではなく、タイプが違うとそれぞれに治療法が違ってくるんですね。

ホルモン感受性が高いと、ホルモン療法が効くので、一日一回錠剤飲むだけでいいんですが、この副作用がつらくて途中でやめてしまう人もそこそこいらっしゃるみたいです。

まだ2ヶ月だけど、私はまだそこまでではないので、続けていきます。

続けられる程度の副作用でありますよう。



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