ちっぽけな体をこころにしていた。
全身で呼んでいた。


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✻「BOOK」データベースより✻

父親を亡くしたあと、他者と関わりを持たず、毎日をこなすように生きてきた「僕」。僕はある日、屋上で「クラゲ乞い」をする奇妙な後輩と出会った。世界は理不尽で、僕たちは無力だから。世界をちょっとだけ変えたかった、「僕」と「彼女」と「僕たち」の物語。第14回小説現代長編新人賞受賞作。
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私的、最近の1番の推し!!

本屋さんで装丁に一目惚れして購入した、この本。前情報何もなしで読み始めたのですが、めちゃくちゃ面白かった!

文章が綺麗できちんとした言葉を使っているのに、イマドキ高校生の日常が等身大で描かれていて、凄いなぁと素直に思いました!

好きな言葉が沢山あり過ぎて、心が追いつかなくなるくらい、『青春』て感じ💭
私にもあったかしら、こんな頃が😳

そしてそして、作品の舞台が高校の図書委員のため、本への愛がすごい!!
作中に出てくる本を読みたくなりますし、この本を読んでいる最中なのに「うわぁ、読書したい!」となります📚
主人公の図書委員の先輩が、とってもいいこと言うんですよねぇ…お気に入りです。

作者さんもとっても本が好きなんだろうなぁ🥰🥰

ちなみに著者の鯨井あめさんは、自分と同い年ということでめちゃくちゃ親近感!次の作品も楽しみです!💕