今年の夏も発売された季節のキット・イマジナリースケルトンのモササウルスを、アクリルガッシュとウェザリングペイントで筆塗りしました。

ウェザリングペイントって、成分はアクリルガッシュですよね。普通に混色できたし。

 

バンダイ製キットはガンプラや美プラよりも骨格標本のほうが楽しみになっている。

筆塗りたのしいな。

生物的なものを塗るのにはこっちのほうがエアブラシよりしっくりくる。

 

 

 

 

 

 

 

ジェッソで下塗りをした後、アクリルガッシュのブラウンやブラックで全体を塗装。

乾き切らないうちに、明るい色を上に乗せていって塗装している。

筆で自然に下地色と明るい色が混ざるのが面白い。

 

少し赤っぽさがある化石の色を出すのにかなり苦労しました。

部分的にステインブラウンとオレンジの混色を乗せていくだけでけっこう赤の印象強くなるもんだな。

主に脊椎の先の方などに赤みがかった色を乗せています。

アクリルガッシュが乾き切ったらウェザリングカラーの赤錆色で全体をウォッシングした後、グランドブラウンでスミ入れ。

 

尻尾やひれの部分は色変化の具合が本物の化石っぽくなって気に入っている。

 

 

台座。

貝やサンゴ礁、アンモナイトと狭い面積にいろいろ散りばめられていて楽しい。

まずは全体的にアクリルガッシュを筆塗り。

その後、砂地の海底部分に砂を敷き詰めました。

 

 

砂はホームセンターで買ってきたペット用の砂を、ボンドを溶いた水と混ぜて敷き詰めていく。

このバスサンドはかなり目が細かくて通常の砂浜に使うには雰囲気がでなさそうだけど、海底の砂はかなりふわっと堆積しているイメージがあったので、こっちを買ってきました。1/32というスケール的にもこっちだろうと。

 

で、このままだと砂浜みたいなので海中感を出すために、水性アクリルのクリア―ブルーとクリア―グリーンを調色した塗料で全体をコーティング。

ジオラマの手前になる箇所は薄目に、奥にいくごとに徐々に濃く。

ちょっと青くなり過ぎた気もするけどこれくらいかな。

 

満足度70%くらいだけど、気力がなくなる。

これくらいで勘弁。

 

そんなこんなでモササウルス完成。

プラノサウルスの小さめのモササウルスも横に泳がせてやれば雰囲気出たかもしれないな。

 

一年に一度出ているイマジナリースケルトンのシリーズを並べてみる。

こうして並べてみると一年ごとに自分の技術も進歩しているのではないか?

…イラストと違って、プラモは気楽に自分の作ったものを肯定できるな、なんか。

イラストは全然上手くならないし、どれだけ描いても自分の描いたものを自分で肯定できない。

 

バンダイさん、来年も頼むね。

イマジナリースケルトン続けて下さい。