ウクライナ空軍仕様のMIG-29完成。
ロシア侵攻開始当初話題になったキエフの幽霊仕様です。実在するのかプロパガンダか。
強めに写真加工かけたら超かっこよく汚れおった。
素写真はこれ。
いい加減に作るつもりがなんかちくちく凝ってしまった。
上側全面に施されているデジタル迷彩がデカールなので、シャドー吹きしても違和感だらけになるだろうということで、ベタ塗りだけで済ませるつもりだったんだけど。
けっこう古い金型を使っているキットらしく、ちょこちょこバリがついていましたし、合わせもそこまでよくないです。
現代タミヤのバチピタに甘やかされて調子に乗っている頃に手を出すと、思わぬ痛手を食うことに。
まあでもこんなもんなんだろうなあ。多分まだ作りやすい方。
特に垂直尾翼の合わせが良くなくて、胴体との反りと全然合いません。
まあ柔らかめのプラだし力づくでどうにかするかとかいい加減に思っていたら痛い目にあった。
ちゃんとやすって反りを合わせるべきだった。
コックピット周辺。
気持ちクリアパーツが曇っていたので、今回ハセガワのセラミックコンパウンドを入手して磨いてみました。
磨くもんだね、透明度が上がって気持ちいい。
エンジン回りはタッチアップ塗装で学んだ方法で汚してみようかと。
奇麗な焼け表現よりはスス汚れだったり金属の劣化みたいなものが表現できたらなあ、と。
内側のノズルはプラ板を短冊状に切って貼ってデティールアップを試みてみました。
…まあ汚いんだけどね。手作り感が見えないまでにきれいに仕上げたいな。
裏面。
説明書に塗装指示は一応記載してあるんですが、いまいち頼りにならない感じで、しばしばネットで実機の写真だったり他のメーカー品の完成見本だったり、資料を拾ってきてそちらに従って塗っています。
特にミサイルの塗装については一切指定がないので、いろいろ調べつつ雰囲気で塗装しました。
ランディングギア上部についているライトは余剰パーツを加工して自作、その他のライトもUVレジンを使ってレンズ状にしています。
最近使い始めたけどいいなUVレジン。
他、車輪のホイールの指定色はオフホワイトでしたが、ウクライナ空軍に限らず、どの写真資料を見てもMIG-29のホイールは緑しか見つからなかったので緑で塗りました。
説明書で指示されている塗料がICM製で入手しづらいのもあって、ここに限らず、塗装はほとんど全部似た感じの色を探して来て雰囲気でやっている。
翼端灯はカラーパテのクリアを使って透明化しています。なので光に当てると透ける。
説明書通りに作るとインテークが閉じる形になってしまいます。
「え!?これでいいの!?」と驚いて調べてみたんですが、砂利などの侵入をふせぐだめに開閉式になっているようですね。
舗装されていない飛行場でも長距離の滑走に耐えられるよう、こういう仕様になってるらしいです。
へー。
インテークを閉じている時は、胴体上部にあるエラ状のルーバーという空気取り入れ口から空気を入れらしい。
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なんか苦労しちゃったというか、進んで苦労したというか。
小さいディティールの追加などで手間を取りました。
キット自体もそこまで作りやすいものではないので。
けっこう尻が重いキットなので、素のまま組むとウィリー必至だと思います。
私は前後ランディングギアの間にあるインテークの先にガン玉を入れてバランスとろうとしたのですが、それでも心持ち尻が重くなりがち。
上下貼り合わせる時に機首に仕込み忘れちゃった…
でもデジタル迷彩を再現したデカールはかっこいいので、それなりに満足はしています。
説明書がいまいちわかりづらいので、メーカーさんのサイトで完成見本を参考にしながら作りましょう。
…うーんやっぱり見本くらいにかっこよく作りたかったなあ。
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他、ハセガワのF-35Bも作っていました。グレー一色で上面のパネルラインの塗装がないのは、護衛艦いずもでの発着艦検証試験の時の機体を再現したキットなので。
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次何作ろうかな創彩の夏服暦も積んだままだしなと迷っていますが、たぶん造型村の震電作る。