ドラゴンのインディペンデンスにけっこうな労力をつぎ込んで疲れてしまったので、今度は気楽に組めるやつを…ということで、積んでたチナッガイをこの機会に組んでみるかー。
世の中の美少女プラモ業界は、金潟すぐみと30MSに沸いているんでしょうが。
で、素組み完成。
素組みというけど、この段階で目はシールではなく塗装、顔の造作が自分の好みからするととんがり気味だったので、鼻と顎先を削って若干丸顔に工作しています。
コトブキヤ等の美少女プラモと比してバンダイのは低価格な代わりに、精緻さで一歩譲る…みたいに言われるけど、チナッガイに関してはかなりかわいい。
可動域はちょっときつい。
そのままでもいいかなと思ったけど、白クマっぽくしたくなったので、寒冷地仕様に塗装し直しました。
涼し気!
元の配色とどっちが好きかは、完全に好みですね。
元もかわいいし。
意識したわけじゃないけど、ユルキアイネンっぽい色になった。
髪とアッガイアームに若干施しているけど、スミ入れはほぼなしで。
美少女プラモには墨入れ似合わないと思います。特に普段着寄りだと。
全身白と青みがかった白だと、あんまりにも白いだけでしまらないので、リボンとメガネ、クマ耳の中身、ブーツの一部にマルーン+艦底色という赤みがかった色を配色しました。
けっこうかわいいんじゃないか。
ベアッガイヘッドを取り外したバージョン。
ベアッガイ要素は若干クマ耳カチューシャに残っているものの、アッガイ要素は皆無に。
さらに普通のカチューシャもついてきます。
もうただのメイドルック・チナちゃんだよ。
僕はこの状態で飾りますが。
背中のリボン。
他の部位でも試みていますが、グラデーションを成功させてみようかと。
銀下地の上から、紫+白の階層を作って塗っています。
成形色が赤だった面影皆無。八番銀の隠ぺい力ありがとうございます。
サフだとどうしてもざらつきが出てしまうので、サフの代わりに八番銀はけっこう使ってます。
元のキットでは素手の手先だったんですが、白手袋いいよね…ということで、手袋っぽく塗装。
手袋のごわつきを再現しようと、指先のとがった部分をニッパーで若干カットしました。
ニーソと絶対領域。
ニーソははじめは白の予定でしたが、急遽ジャーマングレーに変更。
思ってたよりもうまくいったなあ。
肌の血色のグラデーションが上手くいったことも相まって、当初の予定ではなかった、ここがこのキットの見どころポイントになりました。
ここでアクシデント。
知らんうちに、すごく目立つところの塗装が剥げてる…。
髪もグラデーション塗装でやってるから部分修正もできず、リカバリーなんて全部再塗装しかないぞ。見なかったことにします。
同じメガネの創彩少女庭園の小鳥遊暦さんと並べてみる。
スケールの違いが目立つなあ。
チナのほうが半周りほどすべてのパーツが大きく、背丈も高い。
大きさが全然違うよりも、これくらい微妙な差が一番ならべると違和感が出るんだよ。
並べると設計思想の違いがわかって面白いです。
暦は方向性がJKはこうでこうでこうが最高なんや!という方向性がはっきりしているのに対して、チナッガイはかなり試行錯誤の最中っぽい。
特に顔周り・・・というか目の表現をどう再現するかは仕様を決めかねているようで、今回使用した顔面の裏側からはめ込むパーツも二種類あり、眼窩が奥まった低めの目のパーツの上にクリアパーツを重ねることで、改造なしで眼球の奥まった立体感を表現しようとしてみたり、メガネのパーツもレンズなしとクリアパーツでレンズを再現したものの二種類があったり、どれにするかメーカー側も決めかねているのかなあという印象をうけました。
メガネがクリアパーツなだけなら総彩少女のほうもそうなんですが、チナッガイのほうが、なんと度が入っているという。
たしかにすげえ!こだわってる!なんですが、度が入っているために見る角度で目が不自然に大きく見えて逆にディスプレイしづらくなってしまっていたため、普通のパーツを今回は選びました。
他にも首のパーツでは、首すじがモールドで再現されているという、異様にマニアックなことがなされています。なぜそこにこだわった。
結局、最新の30MSでは、目はタンポ印刷の採用に落ち着いたようですが、パーツの組み合わせで再現する方向も自分は好きです。
あとね、太ももの太さも方向の差出てます。
チナッガイはむちむちなのに、創彩少女はすっごい細いよ!
それにしてもガンプラ久々に組んだよ。
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ディスプレイしようと配置換えしてたら、一瞬指が当たった瞬間、斑鳩(白)がバラバラに砕け散りました。え~…………。
何もしてないのにこわれた。
衝撃に弱い瞬着で止めたところが限界を迎えたのでしょう。
パーツが折れたりしたわけじゃないので、修繕はそんなに難しくないと思うけど…
もう明日以降にしてくれ。













