いろいろすっ飛ばして完成です。

でもリカバリ不能なところを失敗した!

 

 

 

 

左右前後

 

 

 

 

 

コックピット周り。

 

 

 

キャノピーと風防のフレームの塗装で失敗してしまって。

いつもフレームの内側を機内色で塗装しているのですが、これが表側の塗装と全然あってなくて、ズレが不自然に見えてしまってるんですよね。

 

これまでのドイツ機なら機内の色もジャーマングレーだとかブラックグレーといった暗い色だったのでずれてもそれほど不自然さがなかったのですが、今回の米軍機は機内色が猛烈に明るく、暗い機体色とのコントラストで蛍光色くらい明るく見えてしまう。

はみ出した塗料をシンナーでこすって落としてみたんですが、今度はこすったぶんだけクリアパーツが曇ってしまい。

 

はじめはキャノピーは閉じた状態で作るつもりだったものの、クリアパーツのくもりが見苦しいレベルでひどくなってしまったので、まだ透明度の低さが目立たずマシな開き状態に変更することに。

 

風防やキャノピーの内側の塗り方は今後の課題。

 

主翼アップ。

今回は機体上面については墨入れをひかえ、退色表現を試みてみました。

わりといい感じに色の綾が出たんじゃないかな。

ちょっと気に入ってないところ其2。

アンテナ線と胴体の接着。

 

パッケージのイラストを見ると、胴体との接着部に小さい凸があって、そこにつながっているようだったので、多めに瞬着を盛ってブルーで塗装したんですが、ちょっと大きすぎて形も整形できてなくて不細工ですね。

 

気に入ってるところ。機銃の塗装。

参考にいろいろ動画見てたら、機銃の色がガンメタルとか黒鉄色ではなく、ホワイトなのがおしゃれで感動していました。

やれる人は銃口を開口しちゃうんでしょうが、僕は爪楊枝で黒い点を打つだけ。

 

底部。こちらはメカメカしさや汚れを乗せた方がかっこいい気がしたのでスミ入れしています。

しかしこの中央部の信号カラーはなんなんでしょう。

ホワイト一色のなかであまりに原色で、浮き方が半端ない。

ウェザリングマスターで煤けさせて馴染ませていますが、それでも目立つしおもちゃっぽい。

アメリカさん、これなんでしょう。

足回りはもうちょっと汚してよかったかなあ。ちょっとプラそのままっぽい。

艦載機なので、タイヤに泥汚れは乗せていません。いちおうウェザリングマスターのホワイトはこすりつけたけど、あんまり効果出てないな。


説明書の指定色ではこの機体は白・ミディアムブルー・濃紺の三色での迷彩だったのですが、動画で見た白と濃紺のツートンカラーの塗装で空を横切るシンプルな美しさに感銘をうけて、説明書の色はよして、白と濃紺の二色で塗装してみました。

 

もうちょっと濃紺を青々しく調合して濡れ場よかったかな。メッサーシュミットの時といい、どうも黒に寄りがちになる。思ったようなコントラストの美しい二色構成にはできなかったけど、まあいいでしょう。

退色表現うまくいったし。

 

作り始めてけっこうほったらかしにしていましたが、完成してみれば実質5日で出来上がっています。

クリアパーツ合わせてランナー3枚だし、デカールも少ないものな。

モールドの豪華さに反比例してシンプルな出来のキットでした。

キャノピーだけね…ちょっと見ててきついね…どうしたものかなあ。

 

しかし、ドイツ機に比べてアメリカ機はみんなこういう傾向なんでしょうか。

原色、そしてシンプル。いかにも大量生産に向けてデザインされたようなインダストリアルな風貌。

ドイツ機のどこか時代がかった神話的な渋さ大好きですが、こういう現代機械文明の手先みたいなデザインも悪くない。