彩色したフィギュアと樽を接着して、100均素材で作った台座に乗せて完成です。
うらあ! 自分なりにこれまでで一番がんばりました。
フィギュアはフォッケウルフの添え物のつもりだったのに、作ってみたら想定よりはるかに主張が強い人たちになってしまったので、パイロットチームも含めて撮影してみました。
ディティール追加の工作したエンジン。下と右側面から見えています。
ほんとは張ったアンテナ線の連結部分も足してみたかったんですが、いい方法が見つからずに断念。みんなどうやって細工してるんでしょうかね。
なんのかのいってメインデッシュなので、フォッケウルフだけ四方から。
やっとモットリングが想定通り描けました。
黒い台座と支柱は、キット付属のものです。
これが案外よくて、このまま回転させられる上に微妙に角度がついています。
乗せて回転させるだけでほんとに飛んでいるような表情がつけられる優れもの。
他のメーカーのキットにもこれ採用してほしいな。
垂直尾翼の例のマークはキットについていなかったので(ドイツ本国のメーカーだからな…そりゃそうか…)、1500円くらいでわざわざデカールを別途購入。
図柄としては単純だから自作デカールでやろうと本来はしていたんですが、制作してテストしてみたら、フィルムがいまいちきれいじゃないうえに表面になんか変な調子がついてしまって使えなかったので、断念して買いました。
二度手間。
パイロットチームの皆さん。ヒゲを足したり、威圧的なポーズに白目に義足にしたりしていたら、7~80年代くらいの往年の海外ドラマのキャラみたいな雰囲気になってきました。
特攻野郎ウルフチーム!
大統領でもぶん殴ってみせらぁ! でも飛行機だけはカンベンな。
タミヤの1/35のドイツ空軍パイロットと、ICMというウクライナのメーカーなんでしょうか? そこの1/32のドイツ空軍パイロットセットを使っています。
パイロットだけではなんかチーム感が出なかったので、樽も購入して塗りました。1/35ミニアート製。
スケールが違うとちょっと背丈の差に不自然さが出てきますが、小さいタミヤ製の二人(機関銃兵と義足で白目のおじさん)を若干後ろに配置することで、遠近感的にしてフォロー。
百均台座。強度補強のために、実は中にスポンジがぎっしりつまっています。
先述の自作デカール制作セットが余ってしまったので、資料にしたエンジンBMW801の写真を加工してデカールにして貼り付けてみました。
ほんとは一面をデカールで埋め尽くしたほうがかっこいいんですが、妥協!
台座含めて撮影すると、なんか映画のポスターみたいになりました。
航空機に空軍パイロットなのに、思いっきり台座が自転車修理の工具箱ですが。
多分、軍の中でも腕っこきだがはみだし野郎がつどう特殊任務に従事するチームで、その通称が「自転車修理マン」なんですよ。そういう荒くれ映画なんです。
ニューヨーク・シティー東部(1957)は…フォローしようがねえ。
パッケージ。
一番はじめにアリイのフォッケウルフを作った時に、これの作例をお手本に作っていたので、念願の…という思い入れが個人的にありました。
夜間戦闘機といううことでついている八木アンテナがつけてみたくてたまらなかった、
とりつけるべきパーツの記述がなかったり、必要な開口の指示が抜けていたり、塗装指示をカラーでしてくれるのはいいけど左側面と右側面の色が違ったり(指示されている塗料の記述は同じ)、説明書にあやしいところが若干見受けられます。
キットそのものも、1/48をそのまま大きくした感じな気がして、もうちょっとモールドが細かくても良かったのになあ、と思う場面はありましたが、見せ場であるエンジンのディティールはさすがに力が入っていてすばらしいです。かっこいいぞ!
失敗点。八木アンテナの角度が歪んでしまった。
組み立てが上手くいかなったのではなく、なぜか接着のその時、「アンテナは翼や機銃ではなく、地面と平行でないといけない」と思い込んでいたんです…つかれていたのかな…
去年からいくつか作ってきたフォッケウルフのひとつの区切りのつもりで力を入れて作りました。
ちょこちょこ失敗している場面はあるのですが(特にエンジン部分に端をはっするエンジンカウルの合わせの悪さ)、個人的には満足いっています。
ボークスのフォッケウルフも買って積んでいるところですが、これはTa152Hで、形が全然ちがうので、違う機体のつもりで作ることになるでしょう。
今までグレーの機体ばかりでしたが、こっちは緑色主体の機体。ドイツ機らしいいい緑色で塗装できたらいいな、これは。
他、撮影した写真何枚かです。
樽も頑張って塗ったんですよ。