イチローと矢沢永吉の対談本(元は衛星放送での対談だったらしい)を読んだら、イチローの言葉でこういうことが書いてあったんだ。原文のまま書いてみるね。
イ
チロー:僕はいままで、矢沢さんのように50歳を越えられた方、あるいは40歳を越えられた方とお会いしてきました。まぁ様々な40代、50代の方々とお
話をさせていただいて、感じていたことがあるんですよ。それはなにかというと、その年代で、失礼ですけど魅力のない方って、もう自分が行くところまで行っ
ちゃったみたいなんです。若い人に対して、ちょっと上からものをいってくるんですね。
矢沢:うん、うん。
イチロー:そう
いう方たちは、なんか上からものを言う姿勢で来られる傾向があるんですよね。自分は、世の中のことをたくさん知っている。いろんな経験を重ねてきている。
だから、なんでも聞きなさい。私は教えてあげるよ、っていうようなスタンスなんです。そういうスタンスで来られると、「あぁなんか、この人限界なんだろう
なあ!」って思うんです。
矢沢:なるほどね。
イチロー:それとは逆に、輝いている人って、常にさらなる上を目指してい
る。常に誰とでも対等。いくら歳が違っても、常に目線を僕らと同じところまで持ってきてくれる、そんな懐の大きさがあるんですよね。それが、まさに矢沢さ
ん。いまたった、これだけの短い時間、お話させていただいているだけでも感じるんですけど。
矢沢永吉って昔は好きじゃなかった。
この人は芸能人以外の人とでも普通に喋ってくれる。
気さくで偉ぶった態度をしない、ちょっと好きになった。
この人のカリスマ性ってそういう事なのか。。。
周りでも食事の時やサービスを受けた時に、
どう接するか? けっこう店員に偉そうにする人は多い。
また、そういう場面で丁寧に接する事が出来る人は居る。
多分余裕ではなく、底力のある人でしょう。
そういう人は大事につきあっていくべきでしょうね。