子供が産まれてから映画を観に行く機会も減る今日この頃。どうしても観たい映画があり、月曜日のメンズデイに映画「太平洋の奇跡 ~フォックスと呼ばれた男~」を観に行きました。


この映画色々と考えさせられる映画でした。



私の父方・母方の両祖父とも南方戦線から復員。あの激戦の中、どちらか一方でも亡くなっていたら、今の自分はこの世に存在しないわけで…。



小さい頃から両祖父とも戦争の話をしてくれました。弾が顔をかすめたとか食べ物がなくて大変だったとか自分の苦労話を。でもよく考えたら、共に戦い亡くなった戦友の話になると口を閉ざしていたような…。



母方の祖父は6年前に亡くなり、父方の祖父は現在病床にあります。そんな父方の祖父が3年前に突然。「靖国神社に行ってきなさい。僕はもう行けないから…。」と私にポツリと言ったのでした。祖父は東京在住なので行く機会は今まで何回とあったのに、その時初めて靖国神社へ。



今の自分より、10歳以上も若い多くの人達が戦地で命を落としたのを目の当たりして、今の日本を見たらどう思うのだろうかと考えました。「こんな平和になって。」って喜ぶのか?「こんな世の中の為に…」と残念に思うのか?


たまたますぐに鹿児島に行く機会があり、特効隊の基地があった知覧にも行き、その思いは益々強くなりました。今を当たり前のように過ごしている我々は平和ボケしてないでしょうか?もちろん、大変な犠牲があったからこそ、戦争は二度と起こしてはいけないのですが。


祖父に靖国神社に行ったことを伝えると「そうか、そうか。」と喜んでいた。その姿を今でも忘れられません。


我々は、戦争を知らない次の世代。自分の子供は、さらに次の世代。そんな子供達に戦争の悲惨さを伝えていくことが果たしてできるのか?と考えてしまいました。