レザークラフト 糸のアレコレ と 太鼓の話 | Func Leather Works

Func Leather Works

Funcで取り扱う革製品の製作風景を中心に紹介。
試行錯誤しながら徐々にアイテムを増やしていきます!
セミオーダー始めました

猫の手も借りたい・・・と思うほど

「プライベート」が忙しい!

ここ最近、週末の予定が朝から晩までギッシリなFUNCです。

 

さて、今回は「糸」について少し掘り下げてみます。

素朴な麻糸も使いますが、メインで使用しているのは

レザークラフト用の「シニュー糸」と呼ばれているもの。

ロウを染み込ませているので

「蝋引き」という作業が不要で楽チンです。

 

このシニュー糸は5本の束から出来ていて、

作品の大きさやイメージで糸を裂いて太さを調節します。

FUNCがよく作る革小物では2本を使用する事が多いです。

この「糸を裂く」作業が、意外と効率が悪い。。。

縫いたい長さに糸をカット→裂く→1本の糸のようにまとめる

と、なりますが

5本のうち2ペア作ったとしても、1本余ったり。。。

その余りを使おうと新たに糸を切ると、余計に余ったり。。。

縫う場所によっても、長さが変わります。。。

 

ならば先に裂いてしまえ!という事で

よく使う2本分の長いものを数本作りました。

これなら

縫いたい長さに合わせてカットしたらすぐ縫えます。

 

机の引き出しの手前に仕込ませて、スルスルと糸を出し

カッターマットの目盛を使って長さの確認もしちゃいます。

こんな感じで、作品は手を抜かず

少しでも効率アップを図っていきます!

 

 

話題が少しそれますが

近所の神社の秋祭りでお世話になった方から頂きました。

(お祭りも忙しかった要因のひとつ)

なんと太鼓の革でできています。

(暑さ約1mm×2枚。文字はレーザー加工)

約30年使った太鼓の革を張り替えたとの事で歴史を感じます。

そして、とっても嬉しい!

 

革は「赤牛」の革と言ってたかな?

普段レザークラフトで使う革とはまったく違い

カッチカチです。そして年数がたってもほとんど白いままですね?

「なめし」の段階から違うのでしょうかね?

こんな身近な生活の中にも「革」があったんだ~と再認識しました。

 

 

 

Funcは機能性(functionality)を第一に考え
使う人に寄り添った作品作りをしています。
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