ちょっと時間が開きましたが・・・
つづきです(^^ゞ
舟友さんご夫妻とランチタイムでお腹も心も満足した後は
一緒に、目的の中野へ移動です。
会場のテアトルBON BON前には
もう既に、沢山のお客様が並ばれていて
混雑を避けて、予定より早めに
会場を開けようとして下さっているところでした
もう少し早く来た方が良かったかな
と思いましたが
Aちゃんも私も幸い賛助会員でしたから
前の方の気に入った席が確保出来て
開演を待ちました
25日から始まった読み語りの公演もいよいよ最後
千穐楽のチケットは完売という事で
前の方のパイプ椅子の席も前日より増え
急遽2階席も用意されて、満員のお客さんです
開演時間になり
出演される方々が入場される時の拍手も
より大きく聞こえました
昨日に続いて2回目なので
話の内容は解っていますから
今日は演者さん達の細かい仕草や表情も
見逃さないようにと、舞台に集中しました
演目が違えば勿論ですが
同じ演目でも、語りの部分を担当したり
役柄が変わると、途端に
表情や声、細かい仕草が変わる様子に
感心したり度肝を抜かれたり
1回目とはまた違った感動を頂きました
昨日同様、公演後出演者の皆さんが
揃って舞台前に。
音楽・演奏の落合崇史さん
読み語りの佐野圭亮さん
(里見浩太朗さんの息子さんです)
坂西良太さん
長谷川稀世さん
家中宏さん
冨田恵子さん
長谷川かずきさん
(坂西さんから引き継いで制作も担当です)
そして演出の北村文典さん
余談ですが北村さんは高知のご出身で、
いつだったかの公演の折にご紹介いただき
それがご縁で、高知で活躍されておられる染色家のお兄様の個展にも
毎年お伺いさせていただいて、
80代とは思えない若々しくて力強い
作品を毎年楽しませて頂いています
出演者の生の声を中心にして、音楽・照明・音響スタッフ等の
綿密なアンサンブルで醸し出す「心の言葉」周五郎ワールド
(パンフレットに書かれていた演出家さんのご挨拶より)
パンフレットを見返しているとその周五郎ワールドの
10年間の記憶が懐かしく甦ります
第一回 「かあちゃん」 「武道絵手本」
第二回 「ほたる放生」 「五月雨日記」
第三回 「将監さまの細みち」 「菅笠」
第四回 「立春なみだ橋」 「梅咲きぬ」
第五回 「かあちゃん」 「憎いあん畜生」
第六回 「初蕾」 「鼓くらべ」
第七回 「扇野」
第八回 「夫婦の朝」 「あだこ」
第九回 「菅笠」 「釣忍」
第十回 「しゅるしゅる」 「大炊介始末」 「わたくしです物語」
千穐楽の最後に稀世さんのご挨拶で
十回の節目を迎えたので、来年は一度お休みするとのお話がありました
稀世さんはじめ、出演者の皆さん本当に10年間お疲れさまでした
そして、毎年感動をありがとうございました
毎年楽しみに予定に入れていたので
来年の予定が無いのは寂しいですが
またきっと再開して下さることを信じて
お待ちしています
また出会える日まで、原作を読んで
周五郎の世界に浸ろうと思います