今日は保育士時代にお世話になった
園長先生を偲ぶ会でした。
私が園長先生に最後にお会いしたのは
一昨年の春、丁度今頃でした。
園長先生との出会いや
2〜3年に一度開いていた園長先生を囲む会の事は昨年7月の園長先生とのお別れの時の
ブログでも書きましたが、
その時にお別れができなかったメンバーもいて
皆んなでもう一度集まって「偲ぶ会」をと
言うことになり
私を含む3人が幹事になり準備を進めて来ました。
皆んなで集まり始めた頃は
20人以上いたメンバーも
回を重ねるうちに
亡くなられた方や、高齢で施設に入られたり、
自宅で介護が必要になられたりで
今回ご本人に直接連絡できたのは13人でした。
そのうち他の用事が入っている2人以外の
11人のメンバーが集まってくれました。
メンバーの中で65才の私が最年少なのですから
仕方の無い事ではありますが
月日の流れの非情さを感じずにはいられません
とは言え、年を重ねても、なお元気で
活躍されている先輩方に勇気を頂きもしました
最年長の86才の先輩は前日に百貨店に行き
北海道のチーズたっぷりのお菓子の冷凍を買い
会食の後のデザートタイムに食べ頃になる様に
解凍して持って来てくれました。
一緒に幹事をして下さった先輩のお一人も
80才ですが、いつも幹事会の場所を提供して下さり、昼食も用意して下さったり
英会話を習っていて高知の港に外国船が着いて
外国の観光客が来る時には
出航前に出かけて行って話しかけて
観光地のお城や桂浜などの感想を
お聞きするのだそうです。
「無料で実習が出来て、一番の勉強になるのよ」
と、楽しそうに話されていました。
現役中に痛めた足首の手術で入院していた先輩は
不自由なのは足だけで手も口も充分に元気
じっとしていると本当の病人になるからと
入院中に大好きな手芸で時間潰しをし
その時の作品をお裾分けで皆んなに持って来てくれました。
遠くから列車で駆けつけてくれたり
退職後も子供達のお世話を引き続きされていて
貴重な休みを返上して来て下さった先輩
みんなありがとうございます😊
はじめに皆んなで黙祷をして園長先生を偲び
偲ぶ会と言う名のお食事会になりました。
時々見せるちょっと困った顔と大抵の時の
優しい笑顔が浮かんで来て
怒った顔の園長先生が思い浮かばないのは
参加者全員の一致した意見
子供達とのエピソードや職員との
笑える思い出話しなど
時々は自分達の通院やもの忘れに纏わる
失敗話しなどに脱線しながらも
2時間ちょっとの時間を
皆さんで和やかに過ごすことが出来ました。
今日は東日本大地震から7年目の日でも有り
被害に遭われた方々へも思いを馳せました。
長い人生、いい事ばかりじゃなく
苦しい時、しんどい時色々あります
今日集まった全員が笑って語り合ってはいますが
みんなそれぞれに何かを抱えて
それでも頑張って生きているのだなぁと再確認し
また何処かでいつかと約束して
解散になりました。
前日までの寒の戻りも、今日はピッカピカの青空
気温も上がって亡き園長先生のように
穏やかな日和でした
縮緬細工のブローチと
化粧ポーチにピッタリの袋
表布と裏布の間には薄く綿が挟まれていて
ふわふわの手触りです。
他にも毛糸で編んだ座布団が何枚も
こちらは写真撮る前に皆さんの元に
貰われて行ってしまいました
楽しい時間をありがとう❤️
園長先生やもう会えなくなってしまった
先輩の方々、何処かできっと見ていて下さってますよね